(CBSノーカットニュース 韓国語 2017/10/19)

ユネスコ(国連教育・科学・文化機構)が事実関係や歴史認識について当事者間に意見の差がある場合、当事者間の対話を促し、意見がまとまるまで『世界記録遺産』(以下、世界の記憶)の登録審査を保留することにしたと朝日新聞が19日、報道した。

新聞によれば、ユネスコは18日(現地時間)、フランス,パリで開いた執行委員会で、このような内容の『世界の記憶』制度改革に関する決議を全員一致で採択した。 

この日に採択された決議には、『世界の記憶』の登録に関する政治的な緊張を回避することを事務総長らに求める、という趣旨の文面が盛り込まれた。

具体的な内容は来春に開く執行委員会で決め、執行委員会以降の登録申請分から適用することにした。

新聞は、しかし、今月末(24日~)に韓中日などの民間団体が申請した日本軍慰安婦の証言などが審査対象になっていると伝えた。 

日本政府関係者は「ルール制定前とはいえ、政治利用の回避が決議に入ったことで、それに沿った判断を期待したいと明らかにし、慰安婦証言などが登録されるのに困難を経験するものと見られる。

実際、新しい『世界の記憶』の登録を決めるユネスコ国際諮問委員会が、慰安婦関連資料を登録するかどうかの決定を先送りし、来年の執行委員会で新たな規定が設けられた場合、日本との協議を経なければ登録できず、登録が事実上難しくなるものと思われる

日本政府は、昨年、韓中日の民間団体が慰安婦資料の『世界の記憶』登録を申請すると、毎年出してきた分担金を出さないなどの方法でユネスコに『世界の記憶』登録制度の改善を圧迫してきた。(機械翻訳 若干修正)


慰安婦の「不適合」資料が多数 記憶遺産への登録申請書全文判明、日本側の資料最多
(産経新聞 2017/10/18)

 日中韓を含む8カ国の民間団体などで結成した「国際連帯委員会」が慰安婦に関する資料を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶(記憶遺産)」に登録申請している問題で、連帯委員会が昨年5月に提出した申請書の全文が17日、明らかになった。記憶遺産は本来、「絵画や三次元人工物、美術品等」が除外されるが、韓国側申請の資料には元慰安婦が1990年代に描いたとされる絵画を多数含むなど、記憶遺産としての不適合ぶりが鮮明になっている。

 連帯委員会の申請書は昨夏、ユネスコがホームページで一部を公開していた。今回明らかになったのは「内部文書」と書かれ、公開済みの申請書にはなかった国別の資料の詳細のほか、慰安婦の「性奴隷」説を海外に広めた国連のクマラスワミ報告書を明記した参考文献一覧が含まれる。

 内部文書によると、韓国側の資料654点のうち269点が元慰安婦が描いた絵画などの作品。文書には明記されていないが、昭和天皇とみられる人物を処刑する場面を描いた絵画も含まれているようだ。このほか「被害者」作製の押し花19点や元慰安婦の証言やトラウマ(精神的外傷)治療の記録もある。

 全2744点の資料のうち、日本の団体と個人の文書が計923点で最も多い。東京・西早稲田にある「アクティブ・ミュージアム 女たちの戦争と平和資料館(wam)」の資料数が783点で突出している。1993(平成5)年の河野洋平官房長官談話の発表後に発見された公文書529点や、海外で「性奴隷」と宣伝されている「城田すず子」さんの日記なども含まれている。

 記憶遺産をめぐっては、24日からパリで開かれる国際諮問委員会が登録の是非を審査した後、ボコバ事務局長に勧告する。ボコバ氏は勧告を追認する見通しだ。諮問委員会は、すでに案件を審査した下部組織の登録小委員会から慰安婦資料の登録を勧告されている可能性が高い

 日本政府は、事実関係に疑義がある中国の「南京大虐殺文書」が2015年に遺産登録されたことから、ユネスコの政治利用として強く反発。制度の乱用阻止に向け、ユネスコに審査の公正性や透明性担保などの制度改革を求めてきた。

 連帯委員会の申請については日本の学者89人が16日、申請資料と手続きに問題があるとして登録に反対する声明を発表している。