(韓国農漁村放送 韓国語 2017/10/11)

これからは甘柿も好みによって選ぶことができるようになった。

農村振興庁(庁長ラ・スンヨン)は甘柿単一品種の偏重栽培による流通・需給の困難を解決し、消費者の好みに合わせるため、多様な国産甘柿品種を開発したと11日、明らかにした。

農村振興庁によれば、国内で栽培されている甘柿は1960年代に日本から導入された『富有』、『次郎』などで、10月下旬に収穫する晩生種品種が90%以上を占めている。特に『富有』品種は全体栽培面積の82%に達して栽培偏重が激しかった。

農村振興庁は、去る2007年から甘柿品種の育成と栽培研究を始め、現在までに合計11品種を開発した。そのうち、生果で食べるのに最も適した完全甘柿を中心に、9月下旬から10月下旬までの熟す時期が多様な6品種を本格普及させている

まず、9月下旬に熟す早生種『チョワン』(Jowan)(2012年育成)がある。この品種は秋夕(旧暦8月15日)に主に流通する日本品種『西村早生』を代替するために開発された。

10月上旬に熟す『ウォンミ』(Wonmi)(2014年育成)、『ウォンチュ』(Wonchu)(2015年育成)品種は果実が大きくて食味が優れ、『チョワン』後に消費することができる品種だ。この2品種は生理障害の発生が少なくて栽培が容易な長所がある。

10月中旬に熟す品種では『ロマン』(Romang)(2008年育成)と『ヨンス』(Yeonsu)(2016年育成)がある。『ロマン』は糖度が18.6ブリックス(brix)と非常に高く、保存性が良く、輸出用に適している。『ヨンス』も糖度が17ブリックスと高く、何より皮が非常に薄くてやわらかく、皮ごと食べることができる。

10月下旬には『ガンプン』(Gampung)(2013年育成)品種が出てくる。この品種は果実が大きくて食味が優れている。皮が爆発する生理障害が少なく、収穫時期が『富有』品種より10日ほど早く、『富有』の代替品種として遜色がない。

20171012160725No0000

『ヨンス』品種を除いた残りの品種の苗木が農家に普及しており、今後2~3年後には市中で果実に会うことができる。『ヨンス』品種は4~5年後に市中に流通する

農村振興庁カン・サムソク胚研究所長は「柿はビタミンCを含め各種無機質の含有量が高く、現代人の健康機能性食品として遜色がない」とし「今後、消費者の要求を満足させる新しい国産甘柿品種の開発と栽培技術の確立のために努力する」と伝えた

一方、来る2020年までに国産品種の普及率10%達成を目標に、今年から甘柿新品種の普及事業を展開している農村振興庁は、甘柿産業の新たな活路開拓に寄与する一方、品質が優秀な国産品種を普及させて輸出を活性化させ、これまで東南アジア地域に偏重していた輸出市場もアメリカ、ヨーロッパなどに拡大させていく方針だ。(機械翻訳 若干修正)


イチゴのように日本品種同士を交配させただけですかね。