(コリアデイリー/LA中央日報 韓国語 2017/10/05)

韓国人日本食店を対象に提起された『魚の名称表記』に関する公益訴訟で韓国人事業主が勝利した。

米州韓人日食業協会(以下、アメリカ韓国人日本食業協会)のジミー・コ会長は2年半前、韓国人日本食店を対象に公益訴訟を提起したロングビーチ所在のウェイド・ミラー弁護士が最近、訴訟を取り下げたと明らかにした

コ会長は「ミラー弁護士は韓国人日本食店が『エスカラー(Escolar)』(アブラソコムツ)を『ホワイトツナ(White Tuna)』と表記して消費者を欺瞞しているとして訴訟を提起した」とし「だが、ひたすらお金だけを目的とした訴訟という考えのため複数の事業主が合意よりは共同対応で意見を集約した。結局、2年間の努力末に勝利することができた」と話した。

訴訟事態の発端は、韓国人日本食店はもちろん、マーケットなどで『エスカラー』を『ホワイトツナ』と表記する慣行のためだった。エスカラーはサバの一種で、当時は日本食店では一般的にホワイトツナで通じた。このため、マーケットでもホワイトツナと表記して販売していたし、さらに水産品卸売業者もホワイトツナで供給したりもした。

このような状況で、カリフォルニア州議会は2014年、誤った海産物表記は消費者の健康を害する恐れがあるとし、でたらめな表記の海産物販売を不法と規定し、これを処罰する内容を骨子とする法案(SB1138)を通過させた。最初の摘発時でも最高1,000ドルの過料と1年の懲役刑に処すことができ、罰金も賦課させられる。

ミラー弁護士は、2014年から日本食事業主を対象に訴訟を予告しながら巨額の補償金を要求する書簡を送り始め、実際、2015年には4店舗の韓国人業者を対象に訴訟を提起した。当時、ミラー弁護士が補償金を要求する書簡を送った日本食店は300店余りに達するという。

これに対し、韓国人日本食事業主60人余りは、2015年春に『アメリカ韓国人日本食業協会』を発足して『魚の名称表記公益訴訟』に対する共同対応に出た。そして2年間にわたる法廷攻防の末、ついにミラー弁護士が訴訟を取り下げた。ミラー弁護士はまた、直接訴訟を提起した4店舗だけでなく補償金要求に共同で対処したアメリカ韓国人日本食業協会所属の日本食店にも今後関連訴訟を提起しないことで合意した。

今回のケースを成功に導いたロスウォシン&ウォルコットローファーム(Ross Wersching&Wolcott LLP)のダニエル・イ弁護士は「誰か見てもお金を目的とした悪意の訴訟だった」とし「法廷でこのような部分を集中的に浮き彫りにし、幸い判事も十分に理解した」と説明した。

引き続き、イ弁護士は「結局、訴訟で不利と判断したミラー弁護士が訴訟を取り下げることに決めた。さらに日本食協会所属のレストランに今後も訴訟を提起しないと合意したことは意味のある決定」としながら「今回の事例は不法な訴訟には力を合わせて強力に対応すれば十分に権益を守ることができるということを改めて悟らせてくれたた」と話した。(機械翻訳 若干修正)

 アブラソコムツ(ウィキペディア)

マグロ、特に大トロに似て美味とされるが、有害である。

日本ではバラムツとともに販売禁止に指定され(食品衛生法第6条2項:有害な物質を含むもしくはその恐れのある食品)、判例もこれを支持しているため、市場には流通していない。 しかし上記の通り釣りの対象で、釣獲や混獲で入手可能なことから一部で食用にされている。

有害性は、油脂成分がワックスエステルであることに由来する。これは深海魚に多い形質で、ヒトは消化できずヒマシ油などと同じく瀉下作用(下剤)を発揮する。そのため大量に摂取すると腹痛や下痢を起こすリスクがあり、さらには油脂が肛門からそのまま漏れ出す、あるいは皮脂漏症(皮膚から油が漏れる病気)を起こしたり、下痢が重症だと脱水症状や昏睡に至るおそれもある。

2013年2月、アメリカの月刊誌アトランティック(The Atlantic)は、アメリカ国内で販売されているマグロの59%が偽装とする記事を掲載した。 これによると寿司店(sushi venues)は74%と最も多く、また「white tuna」と表示されているものの84%がアブラソコムツであるとして、油下痢に注意するよう促している。


どれだけザパニーズ・レストランが多いのか・・・