(ヘラルド経済 韓国語 2017/10/03)

2013年まで東海を併記していたアメリカ議会調査局(CRS)(アメリカ議会図書館(国立図書館)の内局)の『韓米関係報告書』(May 23, 2017付)から東海が抜けて日本海のみあることが明らかになった。

1564641998746587646

シム・ジェグォン共に民主党議員は3日、アメリカ議会調査局(CRS)の『韓米関係報告書(U.S.-South Korea Relations)』上の韓半島(朝鮮半島)の地図で、2013年まで私たちの東海が併記されていたのが、2014年からは日本海のみ単独表記されていることが確認されたと明らかにした。

CRSからアメリカ議会に提出された2013年『韓米関係報告書』の韓半島の地図で東海(East Sea)と西海(West Sea)は、日本海(Sea of Japan)と黄海(Yellow Sea)とともに併記されていた。 しかし、2014年以降の報告書からは日本海と黄海のみ表記され始めた。

15987446843543646

独島も2013年の報告書では『独島/竹島(Dokdo/Takeshima)』と併記されていたが、2014年以降の報告書からは『リアンクールロック(Liancourt Rock、石島)』と表記され、リアンクールロックの下に『(Dokdo/Takeshima Islets)』と表記が変わった。

アメリカ議会調査局(CRS)は100年余りの歴史を持つ超党派的な研究機関で、アメリカ議会の公式的なシンクタンクだ。弁護士、生物学者、経済学者など各分野の専門家800人余りが発表するCRS報告書は、アメリカ議会の政策や法案に直接的な影響を及ぼすという点で全世界が注目している機関の報告書として通じている。 

CRSで提出する『韓米関係報告書』も韓米間の北朝鮮の核、北朝鮮問題、政治、経済、社会、歴史問題など、様々な懸案に関する内容を扱っているため、韓米間の外交活動と交渉で重要な参考資料として活用され、多くの関連機関と学界、メディアでも関心を持って引用する報告書でもある。

外交部(省に相当)は「問題を認識している」としながら「併記になるように持続的に関連機関に要請して努力しているので、長期的な観点で見てほしい」との立場だけを数年間出している。  

シム議員は「領土問題においては消極的に接近してはいけない」とし「類似の事例が増えるほど日本のごり押し主張が多くの人々に刻印されるし、今後、日本の深刻な領土主権侵害の根拠になりかねない」と指摘した。 シム議員は「アメリカ議会調査局の韓米関係に関する報告書さえ東海が日本海に、西海が黄海に、独島がリアンクールロックと表記されるのは恥ずべき外交の失敗事例」としながら「外交部が問題の深刻性を認知し、アメリカ議会調査局を相手に積極的な東海および独島表記が少なくとも併記に修正されるようにしなければならない」と強調した。(機械翻訳 若干修正)


記事中の地図画像ではカットされてますが、地図の下に注釈がありますね。
1564649879843543646

1564641987646

* This map reflects geographic place name policies set forth by the United States Board on Geographic Names pursuant to P.L. 80-242. In applying these policies to the case of the sea separating the Korean Peninsula and the Japanese Archipelago, the board has determined that the “Sea of Japan” is the appropriate standard name for use in U.S. government publications. The Republic of Korea refers to this body of water as the “East Sea.” It refers to the “Yellow Sea” as the “West Sea.” 


ちなみに2014年版(February 12, 2014付)での注釈は↓。韓国が煩いので説明が長くなったのかな。

* This map reflects official U.S. naming protocols. However, Koreans refer to the “Sea of Japan” as the “East Sea.” They refer to the “Yellow Sea” as the “West Sea.”

2014年02月21日