(国民日報 韓国語 2017/09/14)

北朝鮮の核危機と中国のサード(THAAD)報復の渦中に韓中日の中央銀行総裁が13日、仁川市の松島で会った。14日まで行われる今回の会合の公式議題は各国の借金問題だが、非公式で中国との通貨スワップ延長問題を議論中だ。韓国銀行は専門担当チームまで作って来月10日に満了する韓中通貨スワップの再延長のために必死の努力を行っている。通貨スワップはお互いに違う通貨をあらかじめ約定した為替レートにより交換する協定だ。

イ・ジュヨル(李柱烈)韓国銀行総裁とジョウ・シャオチュアン(周小川)中国人民銀行総裁、黒田東彦日本銀行(BOJ)総裁は、領域内の金融安定を図るために2009年から例年会合を続けてきたた。通常は別途の日程を定めず、国際会議に続けて会ってきた3か国中央銀行総裁会合だが、今回は異例的に仁川で別に日程を定めて非公式会議を行った。中国との通貨スワップ延長問題が関わっているためだ

北朝鮮の核リスクが高まり、外国人資金が金融市場で一時に流出した場合に備えて、外貨保有高と共に通貨スワップも増やさなければならない。韓銀がこの日公開した外国為替市場動向を見ると、実際、北朝鮮の核リスクが高まった先月1日から去る11日間、ウォン・ドル為替レートは1.1%上昇した。これはドルに対する韓国ウォンの価値が1.1%下落したという意味で、インド、ブラジル、メキシコ、中国など新興国の中で唯一の下落記録だ。

韓中両国は現在、3,600億中国元、すなわち64兆ウォン規模で通貨スワップを締結しているが、サード葛藤で来月10日の契約延長が不透明な状況だ。韓中通貨スワップは韓国が締結した全体通貨スワップの45%の割合を占める。3,844億ドル規模の外貨保有高と別にもう一つの外国為替防波堤の半分が脅威を受けているのだ。

イ総裁は、中国との通貨スワップ再延長にい向けて刻苦して力を注いできた。ジョウ中国人民銀行総裁に会うたびに政治問題とは別に、両国の金融安定のために通貨スワップ維持が必要だという意見を伝えた。韓銀も実務チームを構成して数か月間、中国と交渉を行っており、最終段階に来ている

中国と違い日本との通貨スワップ再開は容易ではない状況だ。中国は人民銀行が主軸なので韓銀が交渉パートナーだが、日本は財務省が中心のため企画財政部(省に相当)が議論を続けていく。2015年2月に独島問題で通貨スワップが終了した後、今年に実務議論が開始されたが、再び慰安婦少女像葛藤で中断された状態だ。(機械翻訳 若干修正)


中国は5年に1度の党大会が10月18日に開かれるので、それが終わるまでは満期を迎えても延長するしないを明言しないかもしれませんね。