(アジア経済 韓国語 2017/09/06)

アメリカ政府が自国産装備の韓国購入計画を「概念的に承認した」と発表して、核心技術を韓国軍に大幅に移転する可能性があるという期待心が出ている。アメリカ政府が発表した『概念的承認(conceptual approval)』という表現どおりならば、アメリカが韓国に武器を販売する際の政府内手続きを簡素化するという意味だ。だが、軍内外では技術移転まで可能なのではないかという展望が出ている

韓国軍は、北朝鮮の核とミサイルの脅威に対応して2020年初めまでに構築するキルチェーンと韓国型ミサイル防衛システム、大量反撃報復(KMPR)の3軸システムに必要な核心戦力をアメリカから購入することにした。代表的な兵器システムがまさに『F-35A』、高高度無人偵察機『グローバルホーク』、『F-16』戦闘機および『PAC-3』の性能改良などだ。

アメリカは自国産兵器の販売と関連して韓国を3.5~4等級国に分類している。1等級はイスラエル、2等級はイギリスと日本、3等級はカナダとオーストラリアなどだ。3等級以上に分類されると、アメリカ産兵器を輸出する際、議会の同意と国務省の輸出承認など手続きが長くかかる。アメリカ政府が韓国政府に武器を輸出する際にかかる手続きと時間を大幅に減らすというのもこのためだ。一部では、今回のアメリカの発表は、韓国のF-35Aステルス、最新型パトリオットミサイル(PAC-3)MSE(Missile Segment Enhancement)、サード砲台の追加購入や新規購入を念頭においているという評価も出ている

だが、国内防衛産業企業と軍では武器輸出承認と技術移転を推進しなければならないという声が出ている

韓国軍は次世代戦闘機(FX)3次事業の時に候補機種に上がった『F-15SEサイレントイーグル』(Silent Eagle)を交渉しながら、アメリカ海軍が保有する『グラウラー(EA-18G)』の輸出を要求したという。グラウラーは様々な敵のレーダーを撹乱したり破壊できる電子戦機だ。当時、F-35Aに比べて安いF-15SEを選択し、12機のグラウラーを導入するという計画だった。だが、アメリカは輸出承認を拒否した

アメリカ海軍はF-35Cを導入しながらも『F/A-18Eスーパーホーネット』とグラウラー電子戦機を購入した。F-35に問題が生じた場合、これを代えるバックアップシステムを確保する次元からだ。オーストラリアもアメリカ海軍と同様の戦力を駆使している。アメリカは唯一、オーストラリアにF-35とともにグラウラーを輸出している。

アメリカは、韓国軍が来年に導入する高高度無人偵察機グローバルホーク(Global Hawk)に『信号収集装備』(通信傍受装備)も輸出を拒否している。防衛事業庁は信号情報収集装備の輸出を2009年から4回にわたりアメリカに要請したが、まだ回答がない状態だ。

韓国軍の代表的な大火力戦遂行能力を持つ『天武』も、アメリカが生産承認をしないため“半天武”という非難を受けている。韓国軍はアメリカの多連装ロケット(MLRS)を使用してきたが、独自の多連装ロケット天武を開発した。天武は誘導弾と無誘導弾を使用する。これまで、(株)ハンファでは2002年から2011年までアメリカ,ロッキード・マーティン社で開発した無誘導弾をライセンス生産契約(MLA)を通じて生産してきた。(株)ハンファは次期MLRSである天武の射程距離を増やすために無誘導弾の改良が必要で、MLRS無誘導弾を生産してきた技術力を活用しなければならなかった。だが、アメリカは無誘導弾の国内生産を許可せずにいる。韓国軍が天武を開発したものの無誘導弾なしで実践配備した理由もこのためだ。

一部では、駐韓アメリカ軍のMLRS無誘導弾を韓国に売り付けるための手口ではないのかという声も出ている。アメリカ国防総省は昨年、京畿道東豆川地域に配備された駐韓アメリカ軍第210火力旅団にMLRS1個大隊を追加で循環配置すると明らかにした。アメリカ国防総省は2018年以降、MLRS無誘導弾を生産も、使用もしないことにしたためだ。これ以上使用しない無誘導弾を韓国に追加配備して中古の買い取りを強要するというのである。

防衛産業の業界関係者は「アメリカの武器を輸入する際、折衝交易の一環として技術移転交渉をするが、アメリカの場合、かなりの部分が消極的なことは事実」としながら「先端兵器の導入より重要なことは、技術の移転を受け、国内で生産する道」と話した。(機械翻訳 若干修正)


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