(メディア今日 韓国語 2017/07/04)

映画『チラル発狂17歳』の旭日旗模様の絵に「韓国人として不快」vs「旭日旗でなく米海軍の模様」
※チラル=気まぐれな行動をけなす語

最近、公開された映画『チラル発狂17歳』(配給ソニー・ピクチャース)(英:The Edge of Seventeen 邦:スウィート17モンスター)で、劇中の教室の背景の中に捕捉された旭日旗模様の絵をめぐり論争が広がっている。日本の軍国主義を象徴する旭日旗を堂々と出したという批判と、該当場面の絵は旭日旗でなくアメリカ海軍の戦闘飛行隊である『SunDowners』の模様だという反論が出ている。

『チラル発狂17歳』は、思春期の少女『ネイディーン』が人生最大の危機を経験する過程を盛り込んだコミック映画で、ケリー・フレモン・クレイグが監督を務めた。昨年にアメリカで公開されたが国内では先月28日に公開され、4万4千人(3日基準)の観客を記録している。

国内観客の論議を起こした場面は、映画の序盤、主人公が学校で授業を受ける場面に出てきた。17歳の少女を主人公にした映画の内容上、高校の教室が背景に出てきたが、教室後方のキャビネットの上に旭日旗と推定される絵がかかっており、これを見た国内観客が批判を提起したのだ

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旭日旗模様の絵が捕捉された画面を見たイ某氏は「全世界の人が見て、国内公開までした映画に、自然に旭日旗が出たことが非常に不快だ」としながら「韓国人としてこれはないですね」と指摘した。

‘aswe****'というIDのネチズン(ネットユーザー)あるポータルサイトの映画レビュー掲示板に「『チラル発狂17歳』の内容は思春期のみずみずしさをあらわした映画で良かったところ、教室に旭日旗がどかんとかかっている場面を見た」とし「他国の国旗を背景に使う時、まともに調べない監督の映画を見続けなければならなか悩んだが、結局、見ていた映画を消した」と書いた。

一方、旭日旗が出てきて不快だったというレビューに反論する主張も出てきた。‘infinity90’というIDのネチズンは「『チラル発狂17歳』に出てくる主人公の先生『ブルーナー』は劇中で歴史の先生として出てきており、背景になる教室の壁をよく見ると、アメリカの歴史的事件や人物の写真で構成されている」としながら「キャビネットの上の旭日旗と勘違いされたのは旭日旗でなく、アメリカ海軍の戦闘飛行隊である『SunDowners』の模様だ」と反論した。

また、このネチズンは「『SunDowners』は解釈そのまま『日を負けさせる者』という意味で、太平洋戦争と第2次世界大戦で日本軍を打ち破った部隊であった」としながら「映画の教室の背景をよく見れば、キャビネットに『V Day』と書かれたポスターも見える。『V Day』はアメリカの戦勝記念日をあらわす意味であるから、映画に出てきた教室はアメリカの戦勝の歴史を見せるための設定だ」と指摘した。

実際、アメリカ海軍の戦闘飛行隊『SunDowners』は第2次世界大戦当時、日本軍との戦闘のために1942年に創立された部隊で、名前から『日を負けさせる者』とし、部隊のマークに使われた太陽はすべて水平線にかかった姿だ。日没時に水平線の下へ沈む太陽のように日本の軍国主義を沈めるという意味を有している。『SunDowners』の戦闘服のパッチでも旭日旗は太陽を半分にした模様だ。『SunDowners』は1943年4月から7月までのガダルカナル戦闘で55機の日本軍航空機を撃墜し、終戦までに100機余りの日本軍航空機を追加撃墜して活躍した。

また『SunDowners』は去る2012年、あるオンラインコミュニティに『旭日昇天旗を部隊マークとして使うアメリカ軍』という題名の文で掲載されて話題になり、記事化されたことがある。

『チラル発狂17歳』に出てきた旭日旗がアメリカ海軍の戦闘飛行隊の模様であるという主張に、他のネチズンは「旭日旗と似ているが、情況上、アメリカ海軍の模様が合うようだ」と同意する意見も見えた。

「『SunDowners』のマークは太陽が半分だが、映画に出てきた旭日旗は太陽がすべて現れている。だが、わざわざ若干傾けて掛けており、日本軍国主義の敗北を象徴しているのではないのか」という新たな意見が提示されたりもしながら論議が続いている。(機械翻訳 若干修正)