(ニュース1 韓国語 2017/07/04)

チョン・ヒョンベク(鄭鉉栢)女性家族部長官(候補者)は、利敵団体と規定された『韓国大学総学生会連合(韓総連)』の合法化支持論議と関連し、「暴力・不法行動に対しては容認できない」としながらも「ただし社会が若い青年たちが表現する思想や主張を処罰することはやめなければならない」と明らかにした。

チョン候補者は4日、国会女性家族委員会人事聴聞会で韓総連に対する立場を聞くユン・ジョンピル自由韓国党議員の質問に「韓総連が不法で暴力的な行動をするならば、それに対しては処罰をしなければならない」としながら「しかし、韓総連が持っている考えや表現を問題にし、若い青年たちを処罰したり、社会が彼らを排斥するならば、彼らはさらに過激になり、急進的になるだろう」と話した。

引き続き「若い青年たちの要求のうち聞くことができることは聞き、表現の自由に対する部分は保護して受け入れる既成世代としての寛容の精神が必要だと思う」と付け加えた。

チョン候補者は、「大法院(最高裁)が主体思想に追従するという理由で韓総連を利敵団体と規定したことに関し、思想的な面では差し支えなく暴力だけ制裁するということか」というユン議員の質問に「そうだ」とし、「利敵団体と規定したことは韓総連5期で、その後の韓総連は絶えず変化した」と話した。

引き続き「このような状況で(韓総連に)烙印を押すことは既成世代がしてはならない危険な方式」と指摘した。(略)(機械翻訳 若干修正)


利敵団体(ウィキペディア)

大韓民国の国家保安法に基づき、韓国の国家機関から「反国家団体の活動に同調し、これを称賛・鼓舞する利敵活動」を行っていると認定された団体を指す名称。反国家団体と違い、利敵団体と公的に認定された後も韓国内で活動を継続している場合がある。

利敵団体か否かは、検察庁から国家保安法違反の嫌疑で起訴を受け、法院(大抵は最高司法機関の大法院)から有罪判決を受けることで確定する。
韓国大学総学生会連合(ウィキペディア)

1980年代の学生運動を主導していた全国大学生代表者協議会(全大協)を継承して、1993年に結成された大韓民国の学生運動団体である。大韓民国大法院により、利敵団体と規定された団体でもある。(略)

(略)4期以後の5期、6期韓総連も大法院によって利敵団体と規定され、10期韓総連(2002年、ソウル産業大学校で出帆式を開催)も、利敵団体と規定された。(略)

(略)2004年に、大法院は、10期韓総連が綱領および規約を開催したにもかかわらず、その思想と闘争性において、その前身である全大協と根本的な変化があったとは見ることはできず、その指向する路線が反国家団体である北朝鮮と軌を一にしており、北朝鮮の活動を称賛・鼓舞・宣伝したり、少なくともこれに同調する行為を目的にする利敵団体だと判断するしかないとの判決を下した。(略)


(聯合ニュース 2017/06/15)

(略)鄭氏は市民団体の韓国女性団体連合と参与連帯の共同代表を務め、ソウルの日本大使館前で毎週開かれる水曜集会にも参加してきた。同氏はこの集会を「政治的な立場を離れ、被害者のおばあさんたちの痛みを共に記憶に刻み共感する場だ」とし、長官に就任しても参加する意向を示した。
(ハンギョレ新聞 2017/07/04)

(略)韓日合意に反発して昨年設立された「日本軍性的奴隷制問題解決のための正義記憶財団」の理事として活動したことがあるチョン候補者は、韓日合意で設立された和解・癒やし財団と関連して「多様な意見があると承知している」として「財団の事業と活動を点検し、被害当事者と家族の意志を考慮して、今後の方向を別途検討する」と答えた。(略)


発言も行動も従北としか思えませんが、今後は“親日”の「若い青年たちが表現する思想や主張」は守られるようになるのかな?(・・・ありえませんね)

 (J-CAST 2012/09/07)

(略)韓国では2012年8月下旬に放送通信審議委員会が、親日発言をして、韓国を卑下する内容のブログ、コミュニティーなどを制裁することを決めた。同通信委の調査では、12年6月から8月の間だけで計1万9000件以上の「違反」があったという。既に、親日インターネットコミュニティやブログなど9ヶ所に削除や接続遮断などの是正措置を下しているという。(略)