(ニュース1 韓国語 2017/06/15)

イ・ナクヨン(李洛淵)国務総理は15日、江原道平昌郡にあるオリンピック開・閉会式場と江陵市の氷上競技場を訪問して準備状況を点検した

イ総理の今回の訪問は、オリンピック開幕が約8か月後に迫った時点で競技場など大会施設の建設現況とテストイベント指摘事項に対する措置現況などを点検するために行われた。

テストイベント指摘事項と関連しては、選手団・国際競技連盟・IOC関係者たちが競技場、雪質、競技運営については好評したが、異常気温への備え(除雪)、観衆便宜施設、パラリンピック広報不足などに改善の必要があると言及した状況だ。

この日のイ総理の江原訪問には、チェ・ムンスン(崔文洵)江原道知事をはじめ、平昌冬季オリンピック組織委員会イ・ヒボム組織委員長とヨ・ヒョング事務総長、イ・ヒョンオ文化体育観光部体育政策室長らが共にした。

イ総理はまず、平昌オリンピック開・閉会式場を訪問し、イ委員長などにオリンピック準備状況と開・閉会式場建設現況の報告を受けた後、大会施設準備状況をチェックした。

イ総理は「冬季スポーツは不毛領域だったがキム・ヨナ(金妍兒)選手などが出てきて国民の関心がとても大きくなったし、思いもよらない種目で良い成績を収めるなど、オリンピックの時は熱気が熱く燃え上がるだろう」としながら「新政府が発足して最初の国際行事であるだけに政府も大きな関心を持って支援する」と話した。

特にイ総理は「今はどうしても興行のためには北朝鮮が参加するかどうかがとても重要なようだ。北朝鮮が予選を通過せずとも参加できる方法があると聞いた」と話した。

これにイ・ヒボム組織委員長が「いくつかを協議している」と答えると、イ総理は「政府として支援する」と話した

イ総理はまた「冬季オリンピック以降は以前と明確に異なった観光ブームが造成されるはずだ。平昌も観光のルネッサンスがくるようだ」としながら「全羅南道麗水市も年間1,300万人以上の観覧客が集まり、エキスポをする前の2倍水準となった」と話した。

ただし、競技場など施設に対する事後活用問題では「大田市も、麗水市もエキスポ以降、建物の事後活用問題が悩み」とし、関連対策を用意することを注文した。

この日、イ総理は安全で迅速な完工のためのオリンピック関係者たちの努力も頼んだ。

イ総理は「工事期間には安全に最優先を置き、完工した施設が観覧客の安全を十分に保障するように注意深く取りまとめてほしい」としながら「障害者も便利に利用できるように便宜施設をしっかり作ってほしい」と注文した。

あわせて、平昌冬季オリンピックにチェ・スンシル氏が深く関与したのではないかとの疑惑が残っていることには「Kスポーツスキャンダルのために競技団体、支援団体がとても萎縮し、文化体育観光部もまた恐慌状態にあるかもしれない」としながらも「その必要はないと考える」と話した。

また、イ総理は「私たちが正さなければならないことは政経癒着であり、スポーツ振興と夢の木育成のための企業の社会的貢献ではない」とし「そうした点で不必要な萎縮感を解消するために努力する」と強調した。

その後、イ総理は江陵市の氷上競技場に移動して競技施設現況の報告を受けて関係者たちの労苦を慰めた。(機械翻訳 若干修正)