(KBSニュース 韓国語 2017/05/27)

(略 日本メディを引用しながら、これまでの経緯と現状
◇内部告発者に対する攻撃...日本も同じ

内部告発者に対する権力の対応はどこでも似たところがある。すなわち、証拠を通じて暴露内容に反論するのではなく、暴露者の履歴と信頼性を問題視することだ。例えば「その人は元々問題がある人物なので、その主張も信じることはできない」という論理を展開することだ。

政府報道官格である菅義偉官房長官が守備手から攻撃手に乗り出した。前川喜平元次官が天下り人事問題のために辞退した人物であると強調したのだ。つまり「天下り人事問題の責任者として自ら辞める意向をまったく示さず、地位にしがみついて、世論の批判を受けて辞任した」と非難したのだ。

事後告発に対して当然出てくる主張、すなわち「問題があったなら、なぜその当時に話さなかったのか」という反論も例外なく繰り返された。「自分が責任者である時にそうした事実があったのなら、堂々と話すべきだった」という主張だ。どこかでたくさん聞いた主張ではないか?

これをあらかじめ意識したように、前川元次官も「天下り人事問題の監督責任を負って辞任したのは私の自らの意志」と強調した。また、辞任と関連して何ら恨みを持っていないと強調した。

◇韓国歌謡を歌った知韓派官僚

前川元次官の良心宣言は非常に異例的な事件だ。高位官僚を務めた人が組織の構造的問題、または上級者の不正疑惑を公開証言することは、ものすごい勇気を必要とする。特に日本や韓国のように集団論理と権威主義が貫流する社会ではなおさらである。

私たちが見逃しがちな事実が一つさらにある。前川元次官は代表的な知韓派人士の一人だ。昨年10月に東京で開かれた『ハングルの日』記念行事に参加し、韓国のラブソングを上手に歌ったまさにその人物だ

彼は政界をしきりに覗く“政治官僚”でなく、典型的な文化分野専門の官僚だ。たとえ天下り人事波紋の責任を負って辞任したが、文化的素養が深い人物と知られている。今まで生きてきた人生の軌跡を見れば、途方もない不利益を覚悟して良心宣言に出た背景を察することができる

集団主義に屈服せず、巨大権力に一人で対抗する元官僚の勇気、日本社会がこれにどのように答えるのか見守ることだ。(機械翻訳 若干修正)


韓国の行事に参加して韓国の曲を歌い、安倍首相を引き摺り下ろすために行動する人物。韓国人としては“良心派”として応援・擁護したくてたまらないでしょうね。