(聯合ニュース 韓国語 2017/04/21)

オーストラリアと日本が、アメリカとインドが共に参加する『4者安全保障対話』を10年ぶりに再推進しようとする動きを見せている

これは結局、地域内の中国の影響力を押さえ込もうとする試みに映り、中国の反発が予想される

オーストラリアのマリス・ペイン(Marise Payne)国防大臣は、ジュリー・ビショップ(Julie Bishop)外務大臣と共に20日に日本,東京で日本側の人々に会う間に、これら4か国を安全保障次元で結ぶ案が話し合われるだろうと述べたと、日刊オーストラリアン・ファイナンシャルレビュー(AFR)が21日、報道した

ペイン大臣は「オーストラリアはインドと日本、アメリカと共にする4者関係に関心が多い」とし、関係当時国間にどんな形式で関係を結ぶかが話し合いの主題になると話した

ある消息筋はこの新聞に「4か国とも良い考えということに同意しており、単に問題はただどんな形式を取るかということ」としながら、防衛協力に限定するのか、あるいは首脳間または外相間の会談を含むのかを議論していると話した

今月初め、マルコム・ターンブル(Malcolm Turnbull)オーストラリア総理がインドを訪問した当時、両国間の安全保障協力強化問題が議論されたが、今回のような4者安全保障対話は明確に言及されなかった。

だが、約2年前、中国を牽制するため、インドがうやむやになっていたこれら4者会合を再推進しようとしているという報道が出たこともあった。

『4者安全保障対話』は、安倍晋三日本総理が第1次執権期である2007年に主導して推進し、当時、ジョン・ハワード,オーストラリア総理が積極的に同調した。

これは、太平洋と南アジアをつなぐ民主国家の安全保障協力の枠組みを作ろうという趣旨だったが、究極的には軍事的・経済的に影響力が大きくなる中国を包囲する構図を作ろうとする目的と認識された

結局、この問題が中国とオーストラリアの関係に緊張要因となり、ハワードに続いたケビン・ラッド政府発足後、オーストラリアが離脱し、それに先立ち安倍総理が失脚してこの構想は水の泡になった

中国駐在オーストラリア大使を務めたジェフ・レイビー(Geoff Raby)は、4か国を再びつなごうとする動きは、中国には自分たちの浮上を防ごうとするものと映ることとし、中国の反発は必至だろうとこの新聞に話した

レイビー元大使は、特に中国と関係が良くない日本が主導するだけに、このような動きは「思慮深くないこと」(ill-judged)と指摘した。

ペイン大臣とビショップ大臣は、日本と両国外務・国防相(2+2)協議(日豪外務・防衛閣僚協議)のために日本を訪問中だ。(機械翻訳 若干修正)


 日豪外務・防衛閣僚協議 日米豪の連携強化で一致
(NHK 2017/04/20)

(略)日豪の外務・防衛の閣僚協議、いわゆる2+2は、20日、外務省の飯倉公館で開かれ、日本側から、岸田外務大臣と稲田防衛大臣が、オーストラリア側から、ビショップ外相とペイン国防相が出席しました。

この中では、インド洋からアジア太平洋にかけての地域で、安全保障環境が厳しさを増していることを踏まえ、アメリカを加えた日豪米3か国の連携強化や、インドを加えた日豪印3か国での連携が重要だという認識で一致しました。(略)