(インサイト 韓国語 2017/04/18)

北朝鮮キム・ジョンウン(金正恩)の続く武力挑発と、これを座視しないというドナルド・トランプ,アメリカ大統領の相次ぐ対北朝鮮強硬発言で、韓半島(朝鮮半島)をめぐる緊張感が高まっている中、ある飲食店経営者のウップン(「笑えるけど悲しい」という意味。ウッキダ(笑わせる)とスルプダ(悲しい)を合わせた言葉)理由が話題を集めている。

最近、あるオンラインコミュニティには〈韓半島に戦争が起きると逃げた日本人料理長〉という題名で関連写真が掲載された。

掲載された写真を見ると、飲食店経営者と思われる人が大きな紙に〈日本人シェフが戦争が起きると逃げました!戦争終われば帰ってくるそうです〉とし〈ご不便をおかけして申し訳ありません。当分休みます〉と書いた

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文だけ見た時は「生まれて初めて経験する荒唐無稽な状況に飲食店経営者は大変だね」と思った。だが、現在の韓半島をめぐる軍事的緊張感と周辺国の対応を考えてみた時、この理由をただ笑って見過ごすには無理がある

特に理由の主人公が“日本人”料理長であり、彼が「韓国に戦争が起きる」として逃げたという内容は、去る12日、日本政府が韓半島でいつでも自国民を緊急撤収させるなど万全の準備態勢に入っていると発表したのと軌を一にする

先立って、日本の菅義偉官房長官は12日の記者会見で、軍事的緊張が高まる韓半島状況と関連し、韓半島で日本国民の避難が必要な場合などを含めて万全を期していると明らかにした。

また、日本外務省も菅官房長官の発表に先立ち、韓国を訪問する日本国民に韓半島情勢に注意を促すメッセージを入れた海外安全情報を発令した。

日本政府のこのような発表に対して一部の専門家たちは、安倍総理が『戦争ができる日本』を作るために韓半島の危機状況を助長する思惑でないかと指摘したりもするが、一般の人たちにとって上記のような発表は恐怖として作用したはず

そのため日本人料理長は自分が働いていた飲食店から逃げたものと思われる。

この理由に接したネチズン(ネットユーザー)は「以前、私たちのネイティブの先生も同様の理由で逃げたことがある」、「安倍の嘘にもてあそばれたシェフ」、「他のシェフを雇用する」などのコメントを残して飲食店経営者を慰めた。

一方、去る17日、安倍晋三日本総理は国会で韓半島有事の際の状況を仮定しながら、避難民を選別的に受け入れると明らかにし、韓国政府とネチズンの非難を受けた。

外交部(省に相当)は、安倍総理の発言に対し、仮想的な状況を前提として誤解を招き、韓半島の平和と安全に否定的な影響を与えうる言及は自制する必要があると指摘した。(機械翻訳 若干修正)