(聯合ニュース 韓国語 2017/03/21)

検察「1審判決の根拠にされた仏像内の『結縁文』真偽立証しなければ」

日本,対馬のある寺刹で盗難に遭って韓国に入ってきた仏像の所有権を判断する法廷“第2ラウンド”が21日、始まった

大田高等法院(高裁)第1民事部(裁判長イ・スンフン)は本日午前11時30分、裁判所315号法廷で大韓仏教曹渓宗浮石寺が政府を相手に提起した金銅観音菩薩坐像(観世音菩薩坐像)の引き渡し請求訴訟控訴審の最初の弁論期日を進めた。

今回の裁判は、1審裁判所が仏像内で発見された結縁文などに基づいて「元の所有主と知られた忠清南道瑞山市の浮石寺に引き渡すように」と判決すると検察が控訴を提起して開かれることになった。

検察は『結縁文』の真偽について疑問を提起した。

『金銅観音菩薩坐像』が日本,対馬の観音寺に安置されていた1951年5月、住職が偶然に仏像内部で信徒の仏心を込める記録物である腹臓物を発見したが、腹臓物の中の『結縁文』には、1330年頃、瑞州(現在の忠清南道瑞山市の高麗時代の名称)にある寺刹に奉安するためにこの仏像を製作したと見ることができる内容が記録されている

検察側は「結縁文が実際に高麗末に作成されたのかを立証するほどの資料がない」とし「炭素年代測定など作成時期に対する科学的測定の結果が提出されることもなく、信憑性が高いと見ることは難しい」と主張した。

検察はまた、結縁文に出てくる『瑞州浮石寺』が現在、仏像所有権を主張する『瑞山浮石寺』と同一かも立証されていないと指摘した

検察側は「結縁文に対する真偽が炭素年代測定などを通じて判断されない以上、その結縁文を根拠に瑞州浮石寺が高麗末から存在していたと容易に推定することはできない」とし「原告は仏像の製作時期と主張する時期に瑞州浮石寺が存在したという事実を証明し、現在の浮石寺が瑞州浮石寺から続いた同じ権利主体という点を立証しなければならない」と強調した。

裁判所は「原告である浮石寺側は結縁文の真正性を立証する計画と、『瑞州浮石寺』の所有であった仏像と今回の事件の仏像とが同一のものかどうかに関連する証拠を提出するように」とし「『瑞州浮石寺』と現在の『瑞山浮石寺』が同じ寺刹であることも立証してほしい」と要求した。

また「被告検察側が結縁文の炭素年代測定をしなければならないと主張したが、日本関係機関の同意と協力を求める手続きを進めるのか意見を出してほしい」と述べた。

これに浮石寺住職であるウォンウ(円牛)僧侶は「検察で仏像が偽物だと主張しているが、仏像を盗んできた主犯が刑事裁判を通じて刑を終えて出てきたのと矛盾に陥ることになる」とし「誠実に準備して浮石寺の所有という事実を立証する」と強調した。

次の裁判は5月16日午後3時30分、315法廷で開かれる。

一方、1審裁判所は「現在、文化財庁で保管している仏像(金銅観音菩薩坐像)に対する現場検証などを通じて、仏像が浮石寺の所有と十分に推定することができる」とし「過去に贈与や売買など正常な方法でない盗難や略奪などの方法で日本に運搬されて安置されていたと見るということが相当する」と判決した。

検察は『毀損および盗難の懸念』などを理由に控訴とともに強制執行停止を申し立て、、検察の申し立てを検討したまた別の裁判所は検察の主張に理由があるとみて、これを受け入れた。

高さ50.5㎝、重さ38.6㎏である金銅観音菩薩坐像は14世紀初期に製作されたと推定され、1973年に日本で有形文化財と指定された。

浮石寺は、対馬のある寺刹で窃盗犯に盗まれた後、韓国に搬入されたこの仏像を浮石寺に引き渡すよう韓国政府に要求する訴訟を提起した。

この仏像が窃盗犯の手を通じて韓国に搬入された時、瑞山浮石寺信徒は倭寇に略奪されたものと主張し、韓国裁判所は2013年2月、返還中止仮処分申し立てを受け入れた。

窃盗団が対馬で金銅観音菩薩坐像と一緒に盗んだ銅像如来立像は昨年7月、盗難当時の占有地である対馬の海神神社に返還された。(機械翻訳 若干修正)


2017年02月01日