(イートゥデイ 韓国語 2017/03/19)

『G20財務長官・中央銀行総裁会議』(20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議)に参加するためにドイツ,バーデンバーデンを訪問中のユ・イルホ(柳一鎬)副総理兼企画財政部長官は17日(現地時間)、通貨スワップ交渉を一方的に中断した日本側に先に手を差し出さないという立場を表わした

この日、ユ副総理は、現地で記者たちと会って「韓日通貨スワップは昨年交渉開始で非常に進展したが、他の理由を持って来て、それでうまくいっていない」として「キー(Key)を握っているのは日本で、私たちが先に提案することはないだろう」と強調した。

彼は「日本は正に他の問題だ。日本側がこれ以上通貨スワップ交渉を進展しないとして完全に断ってしまった状況」としながら「私たちが首を括る話ではないと対応しなければならず、そのような面で通貨スワップの話をしようともできない」と述べた。

特にユ副総理は、日本側が釜山総領事館の少女像設置を口実に通貨スワップ交渉を中断したことについても不快感を示した。

彼は「個人的に見ると、通貨スワップがあれば良く、マイナス通帳があるかないかだが、我が国が信用度が悪くて通貨スワップ交渉を中断するのなら理解できるが、他の理由を持って交渉を完全に断ってしまった」とし「日本から立場を変えない以上は韓日通貨スワップの交渉開始はない」と断固たる立場を堅持した

その一方で、日本側が態度の変化を見せて再協議を要求した時には応じることができるという可能性は残しておいた

ユ副総理は「私たちの立場では、またその段階(再協議)で完結するというのに反対する理由はない」とし「だが、すべてのキーは日本が持っている」とし、韓国政府が提案する可能性を一蹴した

これに先立ち、日本政府は去る1月6日、釜山総領事館前の少女像撤去を要求しながら韓日通話スワップ議論の中断を韓国政府に一方的に通知した。

両国間の通話スワップは2001年7月の20億ドルを皮切りに、2011年10月には700億ドルに増えた。だが、2012年8月のイ・ミョンバク(李明博)大統領の独島訪問以後、両国関係が悪化して韓日通話スワップも危機を迎えた。

2012年10月に満期が到来した570億ドルの通話スワップが終了し、2013年7月には30億ドルが終了した。ついに2015年2月に100億ドル規模のスワップまで終了して、14年間続いた通話スワップは断たれた。

そうするうちに昨年8月27日、ユ・イルホ副総理兼企画財政部長官が、政府ソウル庁舎で開かれた第7回韓日財務長官会議で麻生太郎日本副総理兼財務相に両国間通話スワップを提案し、交渉が再開されたが。しかし、日本が再び少女像設置を理由に交渉中断を宣言し、昨年8月末以来再開された両国間通話スワップ交渉は今まで止まった状態だ。(機械翻訳 若干修正)