(聯合ニュース 韓国語 2017/03/16)

米軍当局は、戦略兵器の韓半島(朝鮮半島)出動時間をさらに短縮し、投入する兵器の種類を多様化するものの、韓半島常時配備はしない方向で対北朝鮮抑止力強化策を策定し、韓国側に提示すると発表された。

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16日、複数の政府当局者によれば、アメリカは韓半島に戦略兵器を出動させる意思決定および出動時間の短縮と展開する戦略兵器を多様化する方向で政策を策定すると伝えられた。

戦略兵器の出動時間を減らし、投入戦略資産を多様化すれば、韓半島に常時配備せずとも十分な抑止効果を発揮するという判断によるものと分析される。

多様な核兵器を搭載した戦略兵器をグアムや日本から迅速に韓半島に展開する時と、韓半島周辺に常時配備された戦略兵器を動員する時を比較すると、若干の物理的時差の他には抑止効果が同じだと判断するということだ。

例えば、戦術核兵器を韓半島に再配備しても、その統制および使用権限はアメリカにあるため、戦術核兵器の物理的な戦場投入時間もグアムと日本から核搭載戦力が展開した時の時間と大きく差がないというのが米軍側の論理というもの。

他の当局者は「アメリカは有事の際、戦略兵器の韓半島出動に対する意思決定過程や出動時間を今よりさらに短縮し、出動する兵器を多様化すれば、常時配備と同様の効果をもたらすことができるという立場」と伝えた。

米国側は、韓国が昨年から戦略兵器の韓半島常時配備を希望しているが、このような論理を提示しながら否定的な意思を伝えていると、ある当局者は伝えた。

特にドナルド・トランプ政権発足後初めて、来月に開かれる予定である韓米統合国防協議体(KIDD)で自分たちの対韓半島政策構想をレビューする時も、戦略兵器常時配備や戦術核兵器再配備の可能性については水位を下げるものと分析される。戦術核兵器の韓半島再配備論がアメリカ内で共感がなされていないためだ。

政府当局者は「昨年と同様に今年の韓米連合訓練でも、アメリカの戦略兵器の迅速な出動能力を前提とする中で、北朝鮮軍攻撃に対する防御と反撃作戦が樹立された」と伝えた。

現在、艦艇を除いてグアムや日本から出動する航空戦略兵器が韓半島に展開するには最大で6時間ほどだ

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ステルス爆撃機B-2は最大速度はマッハ0.9で、グアムから出撃して中間給油をしなければ最大6時間で韓半島上空で任務を遂行することができる。長距離核爆撃機B-52も同様だ

アメリカの3大爆撃機のうち、マッハ2で速度が最も速いB-1B戦略爆撃機は、グアムから出撃すれば2時間で平壌を爆撃することができる

沖縄嘉手納空軍基地から発進するF-22ラプター戦闘機は、地上で武装力を備える時間まで合わせて2時間以内に平壌上空に到達することができる。

しかし、去る15日に釜山港に入港したカール・ヴィンソン号のような空母は、日本,横須賀海軍基地を出発した場合、韓半島まで二日ほどかかる

これらの戦略兵器は、首脳部の出動意思決定と地上での武装搭載時間を短縮すれば、韓半島出動時間をさらに減らすことができる。(機械翻訳 若干修正)


前線に戦略兵器を置いとくことはしないですよね。