(韓国経済新聞 韓国語 2017/03/14)

日本とサウジアラビアがサウジに日本企業専用経済特区を作ることにした。46年ぶりに日本を訪問したサウジ国王が両国関係の“大転換点”(日本経済新聞)と呼ばれるような大きな贈り物を日本に与えたのだ。

反面、サウジ産石油を世界で4番目に多く購入する韓国は、弾劾政局の渦に巻き込まれたためにサウジ国王のアジア6か国歴訪の対象に含まれすらされなかった。政治不安に数十年間、精魂を込めた韓国の対中東協力ネットワークが無用の長物になるのではないかという懸念も出ている。

◆『日・サウジ・ビジョン2030』合意

日本経済新聞は13日、安倍晋三日本総理とサルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード,サウジアラビア国王が会談し、両国間の経済協力を加速化することにしたと報道した。

この日両国が合意した『日・サウジ・ビジョン2030』には、日本企業の工場や研究機関のサウジでの拠点の役割を担うことになる経済特区造成が含まれた。日本企業の経済特区では△日本資本の投資規制の緩和△税制優遇△通関の簡素化△インフラ整備などの恩恵が与えられる。

個々の企業次元でも協力が強化される。トヨタ自動車はサウジ政府と共同でサウジ現地生産の可能性を調査することにした。現地市場占有率が30%台のトヨタは現地生産をすれば中東地域掌握力を一層高めることができる。日本3大銀行の三菱東京UFJ、みずほ、三井住友銀行はサウジアラビア総合投資院と投資促進およびサービス改善に協力する。

国際主要証券市場に今年の上場を推進している世界最大の石油会社サウジアラムコを誘致しようとする動きも足早い。東京証券取引所はアラムコの上場関連業務を緊密に協力することにした。JXグループと石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)はアラムコと石油やガスの技術開発分野で協力する。

日本外務省は両国間のビザ発行要件緩和などを協議する予定だ。読売新聞は「イスラム極端主義武装団体『イスラム国(IS)』が蠢動して以後、サウジは既存のアメリカ一辺倒の外交政策から多角化を模索している」とし「サウジが経済・安保分野で日本との協力を強化しようとする雰囲気が明らかだった」と分析した。

◆韓国には訪問の問い合わせすらなかった

サウジがアジア諸国との連帯を積極的に強化しているが、韓国は疎外された格好だ。サルマン,サウジ国王が先月26日のマレーシアを皮切りに、インドネシア、ブルネイ、日本、中国、モルディブの6か国を1か月にわたって歴訪するが、韓国には訪韓に関する問い合わせがなかった

韓国外交部(省に相当)当局者は「機会があるたびに何度もサウジ国王の訪韓を要請した」とし「だが、今回のサウジ国王のアジア歴訪と関連し、韓国側とは日程と関連した接触は全くなかった」と明らかにした。

グローバル統計調査会社OECによれば、韓国は2015年にサウジ産石油を331億ドル分も購入した。中国(442億ドル)、日本(425億ドル)、アメリカ(418億ドル)に続き、世界4位のサウジ石油輸入国だ。歴代政府はエネルギー輸入先の安定化と最大の海外受注市場であるサウジとの関係改善のために少なからぬ力を注いできた。

パク・クネ(朴槿恵)元大統領も2015年3月にサウジを訪問し、中小型原子炉事業をはじめ、情報技術(IT)、保健・医療、セキュリティー産業分野の協力強化を模索した。以後、スマート原子力発電所の原子炉設計と人材教育などは計画の通り行われているが、他の産業分野で両国間に注目すべき追加の交流や協力の拡大はない。

産業界のある関係者は「答礼訪問形式でサウジ国王の訪韓が期待されたが、突然の弾劾事態で両国間の協力を強化する良い機会を逃したようだ」と残念がった。(機械翻訳 若干修正)


(朝鮮日報 2017/03/14)

(略) サルマン国王はマレーシア・インドネシア・ブルネイに続き12日に日本を訪れ、15日には中国に行く。サウジアラビア国王の日本訪問は46年ぶり、中国は11年ぶりだ。韓国は崔圭夏(チェ・ギュハ)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)・李明博(イ・ミョンバク)・朴槿恵(パク・クネ)の大統領4人がサウジアラビアを訪れたが、サウジアラビア国王が来たことはない。外交筋によると、国王は今回ぜひ韓国を訪問したいと考えていたという。国王は兄たちより立場が弱く王位継承権のない、いわゆる「株価の低い皇太子」だった1999年に訪韓しているが、韓国の発展に感銘を受け、国王になったらぜひとも再び訪れたいと言っていたとのことだ

 サルマン国王の訪韓が実現しなかったのは、国王が韓国を重要な国だと思っていないからではなく、大統領弾劾という事態に陥っていた韓国が国王を迎えられる状況になかったからだ。サルマン国王と日本の安倍晋三首相がサウジアラビアに日本のための経済特区を設けることに合意したというニュースを聞き、無念さを抑えきれなかった。 国際部=ノ・ソクチョ記者


レームダック期間どころかいないのだから仕方がないですね。