(TechinsightJapan 2017/03/02)
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2着でゴールインし、首にかけてもらった銀メダルを嬉しそうに手にするこの女性。しかしその後、彼女にとんでもない不正行為が発覚してそれを剥奪された。コースを意図的に1.5マイル分ショートカットしてしまったという。『CBSMiami』などが伝えた。

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マラソンコースのショートカットで好記録によりゴールインという、あってはならない不正行為が発覚したのは米フロリダ州のフォートローダーデールで先月19日に開催された『フォートローダーデール・ハーフ・マラソン』。問題の選手は1時間21分46秒という記録で2着でゴールしたジェーン・ソ選手という24歳の韓国系女性ランナーであった。しかし表彰式も終了した後、彼女が1.5マイル分少ない11.65マイル(18.7km)しか走らず正しいタイムは1時間22分07秒ではないかとの疑惑が浮上し、検証の末に本人が不正を認めたことから2位の銀メダルを剥奪された

この事実をすっぱ抜いたのは、コンピュータを駆使してランナーたちの走りを観察し、データを分析して各種の不正行為を暴いてきたデレク・マーフィーさんという一般人男性。2着となったソ選手のスプリットタイムに不信感を抱き、マラソンの前半より疲れているはずの後半にペースが上がっていたことをネット上で指摘。最初の10kmは7:09分/マイルというペースであったのに、その後の11.08kmでは5:25分/マイルであると説明した。

またGARMIN235というGPSウォッチをつけて走ったソ選手は、レースの後で“Strava”という各種スポーツデータの分析を行ってくれるサービスに自身のタイムを登録したが、マーフィー氏はそれが過去の記録より断然早いことに触れ、「おそらく不正を隠蔽するためレース後に同コースを自転車で走り、データに手を加えたのであろう」と指摘した。

これを受けてソ選手は翌日、ブログで「走っている途中で気分が悪くなり、コースカットを思いついてしまった。GPSウォッチをつけて後ほど同じコースを自転車で走ったことも事実。なんと愚かなことをしてしまったのでしょう」と不正行為を認め、謝罪した。しかし表彰式では満面の笑みでメダルを手にポーズをとるなど、体調不良どころか態度は堂々としたもの。大会から失格を告げられたことはもちろん、所属していたニューヨークのランニングチーム「Dashing Whippets」からも追放されてしまった。

ソ選手はハーバード大学で学んだ才女。フード&トラベル関係の人気ブロガーとして米ハフィントンポストにも寄稿するほどであった。なお、この日優勝した女性ランナーはアリエン・モンティセリさん。記録は1時間20分19秒であった。そして1時間23分38秒のジリアン・ポラックさんが2位に繰り上がったという。

お祭り騒ぎ的なグループも含めマラソンは世界各地で大変な人気であるが、特に注目を集めているのが成人のみの参加となる「Wineathlon(ワインアスロン)」ではないだろうか。2マイル(約3.2キロ)毎に設置されるスタンドには様々なワインが置かれ、お祭り気分を盛り上げてくれるランナーを称えるベストドレッサー賞まで用意されているそうだ。

CBSMiami 2017年02浮24日
Runner Caught Cutting Course At Ft. Lauderdale Half Marathon

元記事に韓国系とは書かれていませんが、↓にジェーン・ソ(Jane Seo)選手と思われる人が、在学中の夏休みにインターシッププログラムで韓国に行き朝鮮日報で記事を書いた(ソ・ドンウン,インターン記者)体験記↓が載っていますね。
Harvard Magazine 2011年08月29日