(文化日報 韓国語 2017/02/02)

中国の高高度ミサイル防衛体系(THAAD・サード)の‘二重基準’で韓国と日本の悲喜が交錯している。中国は韓国に対しては露骨なサード報復を加えている反面、日本に対しては特別な措置を取っておらず、春節(1月27日~2月2日)期間中、韓国の代わりに日本行きを選んだユーカー(中国人観光客)が増加したことが分かった。これに伴い、日本観光業界だけ反射利益を享受する状況が広がっている。大国らしくない中国の態度に対する批判の声も大きくなっている

1日、旅行業界などによれば、サードの駐韓米軍への配備決定に対する中国の報復の動きが国内観光分野を狙い撃ちしながら、中国人団体旅行客の訪韓減少傾向が表面化している。

中国は、1~2月の韓国行きチャーター機の運航を許可しなかったことに続き、最近ではクルーズ船の運航縮小措置にも入ったことが把握されている。国際クルーズ船社であるMSCは、中国天津から韓国に立ち寄る航路を1~2月は通常に比べて3回減らし、代わりに日本に航路を変えることにした。

旅行業界関係者たちは、春節期間の中国人団体観光客の場合、旅行会社ごとに20~50%ずつ減ったと説明している。ロッテホテルソウルとロッテシティホテル明洞などは今回の春節期間の中国人予約件数は20%減少したし、全体の顧客で中国人が占める割合も5%減った。

代わりに日本を訪れる中国人観光客の数は大幅に増加している。中国の参考消息網は中国最大の旅行会社であるJTBの予約率統計を引用して「今年の春節に日本を訪れるユーカーの数が約90%増えた」と伝えた

中国最大のオンライン旅行会社である携程によれば、春節期間にユーカーが訪れる旅行地の順位で韓国は昨年の3位から今年は7位に落ちたが、日本は昨年と同じ2位を記録した

ユーカーは中国政府の韓国を狙ったサード報復措置に反応していると見られる

日本も韓国の後に続いてサード導入を検討しており、最近ではアメリカの海上基盤X-バンドレーダーも日本,沖縄近くに移動配備されたことが分かった。このレーダーは韓国に配備されるサードより最大探知距離が4~5倍も長い。すでに京都と青森県にもX-バンドレーダー2基が設置されている。

中国の露骨な態度の違いは、韓・米・日三角安保協力で‘弱い輪’である韓国を集中攻略して、アメリカが主導すると考えられている対中包囲構図に亀裂を作ろうとする意図と解釈される

外交消息筋は「中国はアメリカ側にはっきりと立つ日本の立場は揺れないだろうが、韓国の場合、報復水準によってサード配備の日程延期または撤回させることができると判断していると見られる」と述べた。

弾劾政局を迎えた韓国の政治地形が今後大きく変動する可能性があるという点も中国が韓国に露骨な報復措置を加える理由であると把握されている。(機械翻訳 若干修正)