(聯合ニュース 韓国語 2017/01/31)

釜山の日本総領事館前に設置された『平和の少女像』の管理方法を協議する地方自治体・市民団体の常時機構が作られた。

少女像建設推進委員会は31日、釜山市東区庁でパク・サムソク(朴三碩)東区庁長と面談し、少女像の管理方法を議論するタスクフォース(TF)を作ることにしたと明らかにした。

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▲少女像の管理方法を協議する釜山市東区庁長・市民団体

少女像設置以後、推進委と東区庁長がテーブルに座ったのは今回が初めてだ。

パク区庁長と推進委は今後、区庁の課長を責任者とするTFを通じて少女像のメンテナンス計画を議論することにした。

まず、この日の会議では少女像周辺に閉回路(CC)テレビと安全フェンスをそれぞれ設置する案などが議論された。

区庁統合管制センターと関連したCCTVが設置されれば、少女像周辺を24時間監視できることになる。

また、推進委は少女像の後方に安全フェンスを設置し、万一の交通事故を予防し、1つだけである街灯を追加で設置するなど安全措置案を区庁に伝えた

推進委と東区庁は少女像の法的・制度的な設置根拠についてもTFを通じて協議することにした。

パク区庁長は「任期内に少女像の撤去や移転はない」とし「ただし、公共造形物に指定する区条例がないので、少女像を区庁が管理する歴史文化拠点に選定する案を今後検討する」と述べた。

ユン・ヨンジョ釜山同胞一つ(キョレハナ、ギョレハナ)政策局長は「永久的に少女像を保護し、設置根拠を用意する方法を東区庁と悩んで、政府や釜山市にも代案を模索する」と述べた。

一方、去るソル(旧暦正月 今年は1月28日)連休に日本総領事館前の少女像にある日本人が花束とお詫びの手紙を残して目を引いた

少女像の設置後の韓日外交の葛藤に日本現地でも少女像関連の報道が続きながら、日本人観光客が少女像に立ち寄っているが、実名でお詫びの手紙を置いて行ったのは初めてだ。

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『山本真也』(山本明子 笹倉千佳弘)と自らを明らかにしたある日本人は「一人の人間として、哀悼の意を表わします。一人の日本人として、謝罪します。誠に、申し訳ありません」と書いた手紙と黄色いフリージアの花を少女像の前に置いた。

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▲ソル連休にある日本人が日本総領事館前の少女像を訪問して置いて行った手紙と黄色いフリージアの花束。
(機械翻訳 若干修正)


釜山日本総領事館前に少女像を設置した団体の正体 日本でも活動する団体「キョレハナ」の裏の顔 - 崔 碩栄
(WEDGE Infinity 2017/01/27)

(略)少女像建立を推進したのは「未来の世代が建てる平和の少女像推進委員会」という市民団体連合だ。ここにはいくつかの市民団体が参加しているが、その核心といえるのが「キョレハナ」という市民団体である。釜山日本領事館前の少女像を設置するための募金活動もキョレハナの口座がその窓口になっている。

 キョレハナはソウルの日本大使館前の少女像を取り囲み、座り込みデモをしていた団体であるが、ここには釜山支部大学生組織「釜山大学生キョレハナ」も参加していた。ソウルまで「遠征」していた彼らが地元釜山にも少女像を作ることを目指して募金活動を開始、ついに実現したのが今回話題になった少女像である。

 キョレハナとは「キョレ=民族、同胞」と「ハナ=一つ」の合成語で「民族、同胞は一つ」という意味だ。組織の名前から分かるように、この団体を語るときに外すことができないのが「北朝鮮」というキーワードである。キョレハナとは別の言葉で言えば「統一」という意味なのである。(略)

 キョレハナはソウル、仁川、釜山等、全国8カ所に支部が、そして中央組織には11の事業本部が存在する。ところで、この事業本部の「事業内容」をみるとこの団体の性格が見えてくる。11の事業本部の中に慰安婦に関わる活動はなく、北朝鮮を支援するための事業に集中している。(略)

 ホームページによると2003年から2011年までの9年間に支援した物資だけで総額259億ウォン(約25億円)に相当するという。

 もちろん北朝鮮住民を助けるための人道主義的活動を非難するつもりはない。ただ、気になるのは北朝鮮の住民を助けると、北朝鮮でいくつもの事業を行っているような団体が、脱北者や北朝鮮住民の人権、核問題について無関心、あるいは北の政権に賛同しているようにすら見受けられるという点だ。

 例えば2016年9月9日、北朝鮮が第5次核実験を実施した時、キョレハナは北朝鮮政府を批判するのではなく、断固とした措置を取るとした韓国政府を非難する声明をホームページに掲載した。(略)

 彼らの「韓国外」活動は北朝鮮だけに留まらない。彼らは日本の団体とも連携し活動している。日本では「同胞一つ」という団体名に翻訳、紹介されているキョレハナは、日本国内のいくつもの団体と交流を持ち、集会などにもしばしば顔を出している

 例えば、キョレハナの大学生組織「大学生キョレハナ」の会員たちは、2016年10月には安倍政権打倒、辺野古基地反対を掲げる大阪の「団結まつり」に日本の市民団体会員たちとともに参加している。(略)
韓国「絶望半島」ルポ
(週刊文春2017年2月2日号 2017/01/26)
(略)
◇女子学生リーダーを直撃

(略)昨年末には、「未来世代が建てる平和の少女像推進委員会」(以下、未来世代)なる市民団体が釜山の日本総領事館前に慰安婦像を設置した。これを受けて日本政府は、長嶺安政駐韓大使を一時帰国させる対抗措置をとった。

「『未来世代』は、名門・釜山大学の学生を中心に左派系の女性運動家や芸術家など百人で構成されています。実質的なリーダーは釜山大学三年の女子学生です。彼女は左派系の南北統一団体『キョレハナ』に所属しています」(前出・在韓ジャーナリスト)

 釜山駅から車で十五分、雑居ビルの三階にある「未来世代」の事務所とされる部屋を訪れてみると「キョレハナ」という看板があるものの、夜まで待っても誰も来なかった。女子学生に電話で取材を申し込むと、「書面でのインタビューならば応じる」とのことだったが、書面を送っても、返事が来ることはなかった。

 前出の黒田氏が語る。(産経新聞ソウル駐在客員論説委員 黒田勝弘氏)

「日本の対抗措置に対し韓国では驚きと困惑が広がっています。韓国メディアでも『日本の言い分もあるんだから……』と自己批判が行われていますし、韓国の外相が国際法違反を認めるかのような発言をするのは異例のこと。韓国が日本の言い分に耳を傾けたのは初めてでしょう」

 慰安婦像を設置しても、反日世論がさほど盛り上がらなかったことが、提唱者たちをトーンダウンさせ、小誌の取材からも逃げ回らせる一因となったのか。(略)