(中央日報 韓国語 2017/01/25)

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去る23日午後、慶尚南道陜川郡冶炉面のある鳥インフルエンザ(AI)家禽類埋没地。ここは2014年3月、AIで予防殺処分およそ3万3,186羽の鶏などを繊維強化プラスチック(FRP)貯蔵タンク20個に入れて埋没したところだ。専門家たちと一緒に白い保護装具を着て地面に埋められた20個の貯蔵タンクの蓋を開けてみた。瞬間、鼻を刺すものすごい悪臭がマスクの間から漏れて入ってきて、息をすることさえ大変であった。約3年が過ぎたが、当時麻袋に入れて埋没したまま腐っていない状態であった。袋の表面に鶏の外形がデコボコ飛び出してきたし、腐敗がほとんど進行しておらず、まるでミイラのように見えた

口蹄疫の埋没地の状況もほとんど似ていた。去る12日午後、京畿道利川市長湖院邑のある口蹄疫にかかった豚の埋没地を訪ねた。簡易建物に入ると地面の上に突き出た貯蔵タンクが見えた。この貯蔵タンクには2015年2月に口蹄疫で殺処分した豚100頭余りが入れられて埋めらたが、やはり腐っていなかった

浸出水防ごうと全国726か所で適用

毎年、ほぼ例年行事のようにAIと口蹄疫が発生し、貯蔵タンクに家禽類や牛・豚などを大規模に殺処分して埋没したが、2~3年経っても腐敗が進まずミイラのように残っていることが本紙の取材で明らかになった。政府の防疫マニュアル(SOP)などには「貯蔵タンクに埋没した家畜は6か月あれば液状に変わる」と記されているが、実際にはそうではなかった。

イ・ヨンジン農林畜産食品部防疫管理課事務官は「当時状況が緊迫していて、死体分解速度について精巧な研究用役を進めたり、別途の影響評価なしに貯蔵タンクを導入しているから、このような問題が生じたようだ」
と述べた。

貯蔵タンク埋没方式は2012年から導入された

それまでAIや口蹄疫発生時に主に行われてきた埋没方式は一般埋没法であった。
5mの深さに地面を掘った後、大型防水ビニールを敷く。その上にAIや口蹄疫菌を殺す役割をする生石灰を撒いた後、砂利などで空気層を作る。その上に家畜の死体を入れ、続いて腐敗を促進する発効微生物を撒いた後、土で覆う方式だ。しかし、この方式は死体が腐って出てきた浸出水が周辺の土壌と地下水を深刻に汚染させる問題が指摘された。このため、2011年に出てきたのが‘好気好熱埋没法’だった。一般埋没法と方式は似ているが死体の中間に籾殻を入れて空気の循環と浸出水を吸収する役割を加えた。だが、この方法も浸出水による環境汚染問題を完全に解決できなかった

最終的に浸出水問題を根本的に遮断できる代案としてFRP貯蔵タンク埋没法が登場した。貯蔵タンクを使って浸出水が漏れていかないようにしたことのほかは、生石灰を敷いて砂利などを入れて空気層を作った後、死体と発効微生物を入れて蓋を閉じる一般埋没法と似た方式だ。この方式は2014年から本格的に使用された。この方式は2014年以後、今月まで全国的で埋没地1,203か所中726か所で適用された。同期間に殺処分された4,865万匹余りの鶏と牛・豚のうち2,279万匹余りがFRP貯蔵タンクに埋没された。

しかし、当初の政府の説明と違い、貯蔵タンク内に入れられた家畜の死体が多くの時間が経過しても腐らず、再処理をしなければならない問題が発生した

『家畜埋没地正常化持続可能フォーラム』のアン・ギョンジュン事務総長は「埋没過程で撒いた生石灰がAIや口蹄疫ウイルスだけでなく発効微生物まで殺して腐敗が正常に行われていないと思われる」と診断した。

再処理費、最初より5倍以上かかる

政府の防疫マニュアルにおいて埋没地は3年経てば管理期限が終了する。農作業など他の用途で土地を使うことができるという意味だ。2年さらに管理期間を延長できるが、土地所有主などの反発が大きいので普通3年なら管理期間が終わる。2014年1月から埋没したところは今月から次々と管理期間が終了し、着々と再処理をしなければならない状況だ。

ところが、再処理費用が侮れない。陜川の埋没地の場合、2014年の最初の埋没の時にかかった費用は3,404万ウォンだった。しかし、3月に再処理期限になると‘好気好熱法’で再処理すれば費用が5倍以上(1億5,700万ウォン)かかる。FRP方式で埋没した全国726か所の再処理費用は約726億ウォンと推算される。忠清北道鎮川郡のキム・グァンジン山林畜産課チーム長は「1億以上の費用が心配」と述べた。(機械翻訳 若干修正)


以前、土中に埋めた分について〈政府が3年で埋却死体が完全に腐熟すると予想した死体が、埋却6年目に入った現在も腐熟しないまま〉と報じられました(貯蔵タンク式についても〈‘ミイラ’化して、埋却方式よりさらに深刻な問題を引き起こしている〉と言及)。
2016年08月23日

土中に埋めても“なぜか”腐りにくいのに密閉したらなおさらですね。



ちなみに日本でも石灰を使っています(↓2段目中・4段目左・最下中。宮崎県児湯郡新富町)

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そして、↑と場所はちがいますが同じ宮崎県↓


 埋却地の再生着々 口蹄疫復興へ作業公開、川南町2ヵ所 [宮崎県]
(西日本新聞 2013/08/09)付

 宮崎県は8日、家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)で殺処分した家畜を埋めた埋却地の再生事業が進む川南町の2カ所(約8600平方メートル)を報道陣に公開した。事業開始から約3カ月。一部で整備が完了した所もあり、着実に進みつつある復興を農家も歓迎した。

 家畜防疫対策課によると、2010年に発生した口蹄疫では牛や豚など約30万頭を殺処分。埋却地は12市町268カ所、計97・5ヘクタールに及んだ。

掘り返しを禁止した3年間が経過した今年5月、農地として再活用する事業がスタート。計画では、農家が希望した約220カ所、約84ヘクタールを15年度までに農地に戻すという

 公開された埋却地は深さ約1メートルまで掘り返されており、埋まっていた大小の石と土をふるい分け機で処理。石は穴の底に敷き詰め、表面を土で覆う。表土の深さは農作物の生育を考慮し、約50センチとした

 一方、整備を終えた同町の繁殖牛農家、西森和弘さん(73)の埋却地約2千平方メートルは、大小の石が露出していたのが柔らかい土に覆われた状態に。西森さんは「待ちに待っていた。前へ進む第一歩です」と笑顔で話した。今月中に牧草の種を植えるという

 同課によると、整備済みの埋却地は同町と宮崎市の計6カ所、0・8ヘクタール。総費用約10億円は国と県が全額負担し、本年度は約50ヘクタール分を再生する方針。
 発生から6年 埋却地80ヘクタール再整備完了 韓国で続発警戒 /宮崎
(毎日新聞 2016/4/21)

 県内で口蹄疫(こうていえき)が発生してから20日で丸6年がたった。殺処分された牛や豚の埋却地では、所有者が希望する約80ヘクタールの再整備が今年3月までにすべて完了した。復興が進む一方、韓国では口蹄疫の発生が相次いでおり、県は「大型連休を前に侵入リスクは高まっている」として警戒を強化。この日、県庁で発生を想定した防疫演習を実施した。

 2010年4月20日から始まった口蹄疫では、牛や豚など家畜約30万頭が殺処分され、川南町や都農町の畑などを中心に268カ所計97・5ヘクタールに埋却され、8月27日に終息宣言した。

 県は、所有者が農地としての再整備を希望した223カ所計約80ヘクタールについて、家畜伝染病予防法で定められた発掘禁止3年間を終えた13年5月から工事に順次着手。重機などによる石の除去や整地、土壌改善をして整備した。総事業費は約10億2000万円。約6割を県が負担、残りは国の補助を受けた。未整備の45カ所計約17・5ヘクタールは所有者が自ら整備したり、慰霊碑などを建立したりしているという。(略)


何が違うんですかね?

薬漬け?