バンドマンに大学生 慰安婦像設置市民団体の化けの皮
(週刊文春2017年1月19日号 2017/01/11)

「除幕式前日、男達は歩道のブロックを強引に手で剥がし、公道に粉をまき散らしながらセメントを作るなど、荒々しく作業をしていました。そこにフォークリフトで慰安婦像を運び込んで歩道に固定。作業中、通行している車を勝手に止めるなど、我が物顔で作業をしていました」(韓国特派員)

 韓国の市民団体が、釜山の日本総領事館前に、慰安婦を象徴する少女像を設置したことを受けて、日本政府が駐韓国大使の一時帰国などの措置を取ることを決めたのは一月六日のこと。菅義偉官房長官は会見で、一昨年の慰安婦問題に関する日韓合意に反するだけでなく、「ウィーン条約が規定する領事機関の威厳を侵害する」と強く非難した。

「そもそも昨年十二月二十八日、この市民団体が領事館前の公道に慰安婦像を設置しましたが、道路を管理する釜山市東区が強制撤去。警察と市民団体が衝突する場面もありました。ところが区に抗議の電話などが殺到すると、区長は『これ以上耐えることが難しい』と態度を翻して設置を黙認。さらに韓国外務省も、『自治体が判断する問題』などと事態を放置しました。その結果、三十日に市民団体が再びゲリラ的に慰安婦像を設置。翌日に除幕式を強行したのです」(同前)

 この市民団体、一体どんな組織なのか。釜山在住のジャーナリストが解説する。

『未来世代が建てる平和の少女像推進委員会』(以下・推進委) という団体です。釜山大学の学生を中心に、左派系の女性運動家や、芸術家たちなど、約百人で構成されています。さらに釜山参与連帯など約五十の活動家団体がサポーターとして推進委を支援している。彼らは去年三月からフェイスブックを開始し、募金集めなどをしています。推進委の若者たちが街頭で歌やギターを演奏する集会を何度か見ましたが、その腕前は、微妙でした」

 推進委の芸術家とは、音楽活動やダンスをしている若者たちだというが、彼らの多くは無名で、〝自称〟芸術家のようである。

「中でも『SKA WAKERs』なる釜山で活動する八人組のインディーズバンドが広告塔の役割を果たしています。昨年五月、釜山で平和コンサートという名の慰安婦像設置推進イベントを他の無名バンドと行っています。これは、二十四歳のトロンボーン担当が企画した。日本の『SEALDs』みたいな存在といえるでしょう」(同前)

 慰安婦像の除幕式には、警察推計で約三千五百人が集まったと報じられた。

「その数字には、近くで行われていた野党の集会などの人数も入っているようです。実際に除幕式のために集まったのは、多く見積もっても四、五百人程度でしょう。推進委は、若者が中心に活動しているように見せていますが、除幕式を取材すると、中高年の参加者が非常に多かった。推進委の専属カメラマンだと話す男性も五十代のオジサンでした。除幕式前日に慰安婦像設置の作業をしていたのも、鉄道や建設系の労組に所属する五十代の男たち。つまり、若者たちの陰に隠れて熱心に活動しているのは、左派系活動家団体や挺身隊問題対策協議会のような人たちなのです。このまま韓国政府がこうした市民団体を野放しにすれば、今後も次々に日韓関係に火種を生むことになるでしょう」(同前)

 現在の韓国は、朴槿恵大統領の職務が停止されており、国政が〝マヒ状態〟暫くは、この怪しい市民団体が跋扈しそうだ。


日本と一緒のようですね。