(SBSニュース 韓国語 20016/06/15)

<アンカー>
艦隊の先頭で敵を監視する次期海上作戦ヘリコプター『ワイルドキャット』4機が国内に入ってきました。最終検査と試運転を経て、来年中盤に実戦配備される計画です。キム・テフン記者です。

<記者>
超大型航空機アントノフ-124からヘリコプターの形の貨物が降ろされます。海軍の次期海上作戦ヘリコプター、ワイルドキャットです。軍が契約した8機のうち第1次分4機が入ってきました

直ちに海軍鎮海基地に移されて組み立て作業に入りました。海軍の最終検査と試運転を経て、来年中盤に実戦配備されます。

ワイルドキャットは対潜水艦作戦能力が38分にすぎないという疑惑のために捜査対象になりました。しかし、試験飛行の結果、事実ではないと確認されました。

[チャン・ウク/海軍公報チーム長:(ワイルドキャットの飛行時間は)ソナーだけ装着した時は約3時間以上、そしてソナーと魚雷1発を装着した時は2時間以上と分かっています。]

ワイルドキャットには四方370kmを探知することができる高性能のAESAレーダーが装着されました

ーカーはヘリコプター12機を追加導入する第2次事業にも挑戦する計画だが、KF-X開発の核心の一つであるAESA技術を移転することができるという条件を掲げると見られます

来週には関連役員が訪韓します。

[デリック・カクス/フィンメッカニカ海外事業担当:AESAレーダーはイギリス政府の輸出規制品目だが、イギリス政府はAESAレーダーの技術をKF-Xに移転することを支持しています。]

国防科学研究所は、AESA技術の国内開発のために外国の防衛産業企業の技術移転提案を検討しています。(機械翻訳 若干修正)


[取材ファイル] “AES”装着のワイルドキャット来週来る…KF-Xと手を握るか
(SBSニュース 韓国語 20016/06/09)

次期海上作戦ヘリコプター『ワイルドキャット(AW-159)』が紆余曲折の末、来る13日、金海空港を通じて入ってきます。合計8機が導入されますが第1次分4機が大型輸送機に載せられて先に韓国の領土を踏みます。

広く知られていませんが、ワイルドキャットにはアクティブ位相配列のAESA(active electronically scanned array アクティブ電子走査アレイ)レーダーが装着されました。ワイルドキャットはAESAレーダーが装着された世界で唯一のヘリコプターです。韓国型戦闘機KF-X開発事業の最大の難題であるまさにそのAESAレーダーです

ワイルドキャットのAESAレーダーはイギリス,セレックス社(SELEX)の『シースプレー(SEASPRAY)7000E マルチモード サベイランス』(Seaspray 7000E Multi-Mode Surveillance Radar)モデルです。

ワイルドキャットを製作したアグスタウェストランド社(AW AgustaWestland)はフィンメッカニカ社(イタリア)のヘリコプター事業部で、セレックスはフィンメッカニカのレーダー関連事業部として改編されたため、ワイルドキャットとシースプレー7000Eは互いに関連会社の装備です。今月下旬にはフィンメッカニカのレーダー事業部の核心関係者が訪韓し、KF-X事業関係者たちと接触することが分かりました。ワイルドキャット・フィンメッカニカにAESAレーダー・KF-Xが連携する可能性が少なくありません。

●シースプレー7000E装着したワイルドキャットの性能は?

AESAレーダーはワイルドキャットの最前部の下部に付いている丸く平たい装置です。ヘリコプターのあごの下の部分と見れば良いです。ワイルドキャットのAESAレーダーであるシースプレー7000Eの最大探知半径は200海里、370kmです。情報処理速度は通常の機械式レーダーより1,000倍以上なので敵標的を探知、追跡、対応する能力が圧倒的です。遠くから早く正確に敵を見て攻撃することができることを意味です。

フィンメッカニカ側は「シースプレー7000Eは370kmの範囲内では海軍のイージス駆逐艦のイージスレーダーに次ぐ性能を出す」と明らかにしました。北西島嶼向かい側で北朝鮮軍が海岸砲を開閉することまで詳しく把握でき、北朝鮮のステルス高速艇と潜水艦発射弾道ミサイルSLBMも探知できます。空対海、空対地能力が期待される部分です。ワイルドキャットはシースプレー7000Eで360度を監視し、標的を定めればスパイクミサイルで攻撃するように作られました。

●KF-XのAESAレーダー開発パートナーになるか

フィンメッカニカはスウェーデンのサーブ社(SAAB)、イスラエルのエルタ社(ELTA)と共にKF-XのAESAレーダー海外技術協力パートナー候補企業です。フィンメッカニカは去年10月、ソウル国際航空宇宙および防衛産業展示会で「KF-Xへの参加を積極的に希望する」と明らかにしています。

ワイルドキャットと共に今月下旬、フィンメッカニカのレーダー事業部の核心関係者が訪韓します。この関係者はKF-XのAESAレーダー開発を引き受けた企業と機関をあまねく訪問すると発表されました。KF-XのAESAレーダー開発日程が差し迫っているだけに防衛事業庁、国防科学研究所、ハンファタレスと技術協力方案を詳細に議論すると見られます

防衛事業庁関係者は「フィンメッカニカが競合他社より一歩はやい」とし「ワイルドキャットを通じて我が国の市場に先に進入しただけにKF-Xにも強い意欲を見せている」と述べました。(機械翻訳 若干修正)


結局、独自開発する気はもうなく、いつも通り組み立てだけして“韓国型”とする気のようですね。

1/72SH-60J シーホーク
B0017TFNQY