(ニューシス 韓国語 2016/02/18)

高高度ミサイル防御システム『サード』(THAAD)の韓半島配備を反対する中国の声が一層強硬になる中、外交当局が最初に配備計画の撤回を公式に要求したと伝えられた。

17日、中国外交部(省に相当)によれば、洪磊(ホン・レイ)報道官は定例記者会見でサード配備と関連し、「私たちはサードの韓半島配備を決然と反対し、関連国がこの計画を撤回することを希望する」と明らかにした。(我們対此堅決反対。希望有関方面放棄這一計画。)

ホン報道官は「韓半島にサードを配備することは現在の緊張局面を緩和するのに不利に作用し、この地域の平和と安定に役に立たない」とし「特に中国の国家安全保障の利益を害するので私たちはこれを強く反対する」と主張した。

中国政府が公式にサード配備計画の撤回を要求してきたのは今回が初めてである

ホン報道官は去る15日、「関連国が韓半島問題を利用して中国の安全保障の利益を害することに対して決然と反対する」と言及した。サード問題と関連して『決然とした反対』という強力な表現を動員したのが今回が初めて注目された。

また、中国メディアはサードの韓半島配備推進に連日厳しい攻勢を浴びせる中、中国共産党機関紙の姉妹紙である『環球時報』は16日に社説を通じて、もしサードが配備される場合、韓国は“国家独立性”をさらに失い、国家的地位に重大な影響を受けることになるだろうと警告した

一方、官営メディアの攻勢で中国世論もサードの韓国配備議論と関連して、非常に否定的と確認された。中国人10人中9人は韓国がサード配備でより安全になることにはならないと見ていることが確認された。

環球時報が17日に行った〈サード配備、韓国をより安全にすることができるのか〉という主題のオンライン投票で、回答者の93%が『することはできない』を、7%が『することができる』を選択したと集計された

現在までの回答者数は1万7400人で、既存の投票に比べてネットユーザーの参加度が非常に高い方である。

中国ネットユーザーは、「韓国大統領の知恵をテストする機会だ」「戦争勃発時、敵軍は一番最初にレーダーと防空ミサイルを攻撃することになるのに、領土が焦土化しないようにするならサードが配備されるようにしてはいけない」などのコメントをつけた。(機械翻訳 若干修正)


こんな↓こと言っていて大丈夫なんですかね。

(朝鮮日報 2016/02/17))

来韓した中国外交次官、韓米に慎重な行動求める

 2年8カ月ぶりに実現した韓中戦略対話に出席するため訪韓した中国の張業遂外務次官が16日、韓米間で話し合われている戦域高高度防衛ミサイル(THAAD)配備問題について、「韓国側の安保に対する懸念は理解しているが、中国の懸念も尊重してほしい」という趣旨で述べたことが分かった。

 韓国外交部(省に相当)当局者によると、張業遂外務次官は同日、林聖男(イム・ソンナム)第1次官との「第7回韓中外交次官戦略対話」で、「中国は韓国が北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対応するため取った複数の措置について、基本的に理解する」と述べたという。

 張業遂外務次官は戦略対話後、記者らに「(THAADについて)中国側は反対する立場を表明した。関連(国)側が慎重に行動することを望む」と従来の見解を繰り返した。

 しかし、このほど中国外務省が言及した「決然とした反対」「絶対許さない」などの強硬な表現は避けた

 外交消息筋は「THAADに対する中国の不満は、韓国ではなく米国に向かっている。韓中関係を犠牲にしてまでTHAAD問題にこだわらないという考えだ」と述べた。


悪あがきを繰り返し 突然死の危機に陥る中国と韓国
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