(ニューシス 韓国語 2016/02/16)

国防部(省に相当)は16日、昨年9月に大邱新兵教育大隊訓練場で爆発した手榴弾(ハンファ(韓火)製。旧社名:韓国火薬)と同種の手榴弾に対する全数調査の中間結果とし、4発が異常現象を起こしたと明らかにした。

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国防部は昨年10月から現在まで、昨年爆発事故があった手榴弾と同じロット番号(生産年度と生産ラインなどを文字と数字で表記したもの)を持つものについての『軽量化手榴弾の技術試験中間調査結果』とし、このような結果を確認したと発表した。

今回の発表は爆発事故があった同種の手榴弾、合計5万5000発のうち、昨年11月に1万5000発をテストした後、残りの4万発について行われた全数調査の中間発表である。先立って行われた1万5000発の完成弾の試験では異常がなかった。

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国防部は4万発のうち2万300発余りの試験(進行率64%)を終え、このうち4発に異常があることが明らかになった。

4発のうち2発は安全ピンが抜かれていない状態で起爆管が爆発し、残りの2発は雷管が激発したが遅延剤は点火しなかったというのが国防部の説明だ。

1.5m落下試験などによる衝撃試験、異物による影響は異常がなかったことから推測して、その他の遅延剤の充填状態など外的要因に問題がある可能性があると国防部は判断している。

国防部関係者は「異常爆発は試験環境の問題、機器の問題、製品自体の問題でありうる」としながら「手榴弾の欠陥なのか試験機器の欠陥なのか調査中である」と説明した。

調査委は、今回の試験で早急な結果を得るために一日100回行っていた試験を最大1000~1200回まで増やした無理な試験過程が異常現象を起こした可能性も排除できない

これに対して国防部関係者は「一日に数多くしているので機械的エラーがあるかもしれない」としながら「(何回か試験過程で)短い瞬間、電圧が数千アンペアまで上昇したことがある」と述べた。

この関係者は、今回の試験が信管だけを爆発させる方式で行われたことについて「手榴弾は信管が爆発を左右する」としながら「実際の完成弾で試験をすると残るものがなく、残留物や原因を把握することができないため」と説明した。

国防部は、該当手榴弾について国立科学捜査研究院の精密分析を進行中である。国科捜研院の分析結果は3月中旬に出る見込みである。

国防部はまた、調査委員会を通じて製品の欠陥による即時爆発の可能性など徹底した原因究明に出る方針である。

国防部は国科捜結果と調査委分析結果を総合して最終結果を4月中旬に発表する予定だ。

また、軍は事故手榴弾とロット番号が異なる320万発余りの手榴弾の使用を中止し、事故原因が究明されるまで今年の手榴弾生産もしないことにした。当分、新兵の訓練は練習用手榴弾を利用することにした。これとともに安定性向上のための新型手榴弾開発も推進している。

先立って昨年9月11日午前、大邱陸軍50師団新兵教育大隊の手榴弾訓練場で訓練を受けていたソン某訓練兵が手榴弾の安全ピンを抜いて教官の「投げ」指示により手榴弾を投げるために持ち上げた瞬間に爆発した

この事故で、ソン訓練兵の右手首が切断され、一緒にいた教官の故キム・ウォンジョン中士(2等陸曹)(上士(1等陸曹)に追敍)が全身に破片が刺さって治療を受けたが死亡し、パク某中士は下半身に破片が刺さった。(機械翻訳 若干修正)


>今回の試験で早急な結果を得るために一日100回行っていた試験を最大1000~1200回まで増やした。無理な試験過程が異常現象を起こした可能性も排除できない。


製造会社のハンファから「とっとと調査を終わらせて今年分を発注して」と言われてお金でも貰っちゃったのかと思うほどずさんですね。



ライジングサン(10) 
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