(ヘラルド経済 韓国語 2015/11/29)

軍隊芸能『本物の男』が今度は昔の日本軍歌をバックミュージックとして使用して俎上に載った。

去る29日に放送されたMBC(韓国「文化放送」、地上波)『日夜‐本物の男2』は、放送開始と共にバックミュージックで視聴者たちの袋叩きにあった。大韓民国の海兵隊訓練記を扱っている状況で日本帝国主義の残滓である『軍艦行進曲』(軍艦マーチ)が電波に乗ると視聴者掲示板が大騒ぎになった

視聴者たちは掲示板に、「今、私が聞いた曲は何ですか」と耳を疑ったし、「オープニング曲は日本軍の軍艦行進曲で当たってるか」と再度確認した。

大半の視聴者はわが軍隊を素材にした芸能番組で、昔の日本軍歌が流れたということに納得できないという反応を見せた。ある視聴者は「軍隊を素材にした芸能番組で使う音楽がなくて日本軍歌を流すとは理解できない」とした。また、あるネチズンは「大韓民国の海兵隊編に日本軍歌だなんて…正気でない」、「日本のパチンコで流れている音楽を地上波の放送局で聞くことになるとは」という反応まで見えた。

この日の放送で起きた論議はこれだけではなかった。海兵隊編に出演した俳優イ・イギョンの住民登録番号まで露出して抗議が絶えなかった。

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視聴者はこれについても「芸能人の個人情報は強制的に分かち合いか」という反応を見せて製作スタッフの不注意を指摘した。

この日の放送で浮上した論議で、製作スタッフは視聴者掲示板を通じて「29日の放送で製作スタッフの不注意で不適切なバックミュージックが放送され、俳優イ・イギョンさんの住民登録番号がモザイク処理されない状態で個人情報が露出することがあった」とて謝罪した。

製作スタッフはまた、「視聴者たちとイ・イギョンさん、軍関係者に頭を下げて心より謝罪する」とし「再びこのような失敗が発生しないように製作過程にさらに注意を傾ける」と明らかにした。

論議が起きた放送の再放送サービスは現在、中断した状態で、再編集の過程を経る予定である。

▲次は製作スタッフ公式謝罪全文

11月29日(日)の『本物の男』放送過程で製作スタッフの不注意で不適切なバックミュージックが放送され、また、俳優イ・イギョンさんの住民登録番号がモザイク処理されない状態でしばらく個人情報が露出することがありました。
私どもの製作スタッフは視聴者の皆さんと俳優イ・イギョンさん、そして軍関係者の方々に頭を下げて心より謝罪を申し上げます。今後、再びこのような失敗が発生しないように製作過程でより一層注意を傾けるようにします。
もう一度心より謝罪を申し上げます。
『本物の男』製作スタッフ 拝。(機械翻訳 若干修正)


「君が代」をBGMで使用した衛星放送局は、放送通信審議委員会に「警告」措置を受けましたが、J-POPすら流せない地上波で軍歌とは、どれくらいの処分になるんでしょうね。

2014年12月12日

第25条(倫理性)
① 放送は国民の正しい価値観と規範の定立、社会倫理および公衆道徳の伸張に貢献しなければならない。
② 放送は家族共同体の価値を尊重し、家族内の平等で民主的な関係に貢献しなければならない。
③ 放送は民族の尊厳性と誇りを傷つけないようにしなければならない。 
(メディアトゥデイ 韓国語 2013/06/14)

(略)放通審議委が法定制裁を下すと、制裁措置の水位により、該当放送局は今後の放送通信委員会の再許可審査(5年ごと)で減点を受けることになる。

100点満点を基準として『注意』は1点、『警告』は2点を減点する。『視聴者に対する謝罪』、『番組の訂正・修正または中止』、『関係者の懲戒』はそれぞれ4点ずつ減点し、このうち2つを併科した場合、8点でなく6点を減点するようになっている。『課徴金』措置は5,000万ウォンを基準に、以下の場合10点、超過する場合15点を減点される。(略) 


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