日本医員「死んだ人の腹割いて臓器見た」
(中央日報 韓国語 2012/07/20)


朝鮮医員「割いて知るのは愚かなこと」
人体解剖の討論の中で難癖聞いた日本、西洋文物に接した後には通信使蔑む

17~19世紀の朝鮮通信使と日本専門家の筆談集を見れば、朝鮮は先進文明を教え、日本は学ぶ姿だ。実際に日本は積極的に記録を残した反面、朝鮮通信使は「(日本から)学ぶことはない」として筆談集をほとんど残さなかった。例えば1764年に日本で出版された筆談集には人体解剖をめぐる論議が出てくる。日本医員のキタヤマショウ(北山彰(橘庵))が朝鮮医員の南斗旻に人体解剖について尋ねた。

彰は「我が国のいくつかの医員が死んだ人の腹を割いて臓器の配置などを詳しく見て本もつくった」(「蔵志」)と語った。

すると南斗旻は「割いて知ることは愚かな人々がすることで、割かずとも知ることは聖人だけができるので惑わされるな」として相手を咎めた。

しかし、19世紀に近づきながら、朝鮮通信使に対する日本知識人の態度が少しずつ変わる。西洋文物を受け入れながら朝鮮通信使をそれとなく蔑む態度を見せたりもする。朝鮮通信使を先進文明の通路と思っていた日本人たちの認識が変わり始めたのだ

18世紀中盤、日本詩人のタカノイケイ(高野惟馨(蘭亭))は自身が記録した朝鮮通信使との筆談集序文にこうした文を書いた。「朝鮮医員がたとえ色々な本を広く読んで覚えているといっても宋代以後のみ従い、この世に張り合うものがないと称えたら、どうして議論することができようか」

西洋の先進医術に接し始めた日本知識人が、朝鮮伝統医術の効果に疑問を示したのだ。

慶南大キム・ヒョンテ教授(国文科)は「後期筆談集でますます日本知識人が朝鮮文物に対する尊敬心のかわりに、日本文化に対する自信を現わし始めたことが分かる」と説明した。(機械翻訳 若干修正)



「日本の医師が刑死した人を解剖して書いた本の内容と、今まで聞いてきた内容が違うんだけど」と聞いたら、
「解剖して知ろうとするのは愚か者、聖者は解剖しなくてもわかる、だから惑わされるな」なんて返されたら信用しなくなってあたりまえですね。

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鶏壇嚶鳴


>朝鮮通信使を先進文明の通路と思っていた日本人たちの認識が変わり始めたのだ。
“通り道”だった認識はあるんですね。

先進文明を取り入れ自らのものにしている国と思っていたら、向上心も探究心もない中華マンセーの事大主義国だった(それも一昔前の)と気づいただけですね


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