(エンターメディア 韓国語 2015/09/14)

「以前に私は天日塩を低ナトリウム塩であり、ミネラルが多く、自然の条件に合わされた塩だと書きました。その時に私の文を読んだ方に私は申し訳ないと申し上げます。」

去る13日、『SBSスペシャル』に出演した味コラムニスト,ファン・キョイクは公開的に謝罪の言葉を伝えた。過去に自分が書いた天日塩についての文が事実と異なっていることを公式に確認したわけである。ところで、ファン・キョイクはなぜ皆が良いと信じていた天日塩の問題をいちいち持ち出したのであろうか。

天日塩。私たちがあまりにも多くの新聞紙上を通じてみてきたこの塩に対するイメージはあまりにも神話的である。天と地そして海。この自然の合同作品が天日塩というような報道は天日塩に漠然としたイメージを作り出す。あたかも自然が自ら作り出した『贈り物』のように思わせるようになっているということ

これに様々な研究機関の研究発表は天日塩が世界最高のミネラル含有量を持つ世界一の塩という根拠を立ててくれる

さらに、「昔から私たちの先祖が作って食べていた」という修飾語は、あたかも天日塩が私たち固有の伝統的な方法で作られた塩という認識を作り出す。これに精製塩が『電気分解』のような人為的な操作で作られた塩という中傷宣伝まで加わると、天日塩でなければまるで本物の塩ではないように消費者は感じるしかない。

だが、『SBSスペシャル』がその包装をはがしてみた天日塩の実体は消費者が公憤を招くようなものであった。

天日塩が「きれいな干潟ではなく、きれいな干潟を殺した土地」で生産されるというファン・キョイクの指摘は、塩田に敷かれる厚いビニールマットで確認された。可塑剤を入れていないポリプロピレン製に変わって親環境マットだと言っているが、それも直射日光で分解されて最終的には塩に入るしかないということが放送を通じて確認された。国内最高の天日塩田と呼ばれる新案の塩田では風船のように膨らんだマットを交換する作業が真っ最中だった。マットから落ちた異物が塩からもそのまま発見された。

天日塩が私たちの固有の伝統的な方法で作られた塩というのは捏造されたものであった。天日塩は1907年に日本が台湾の技術を取り入れて朝鮮の土に移植した塩の製造方法であった。だが、台湾ですら天日塩よりは精製塩をより多く使っていた。台湾の七股塩田から出るのは工業用塩であり、それは洗浄工程を経てはじめて食用に可能だと述べた。私たちの天日塩が過去の工業用の基準をそのまま取り入れており、きちんとした衛生基準を設けずにいるのとは全く対照的な話に違いない。

私たちの伝統的な方法の塩というのは天日塩でなく、干潟を集めて濃縮された塩水を沸かして作る『煮塩』だった。高麗時代と朝鮮時代の史料にも残っているこの煮塩は、しかし、現在は歴史の中に消えた塩である。その空席を天日塩がまるで私たちの伝統的な塩のように占めているというのである。

ファン・キョイクは日本が移植した天日塩は主に化学産業用で使われる値段が安い天日塩を製造するためのものだったと述べた。ところで私たちはなぜこのように食べられるのかないのかも分からない天日塩を最高の塩として受け入れることになったのだろうか。

それは地方自治体と研究機関が作り出した捏造された神話ではなかったのだろうか。在来式トイレがそばに置かれており、そのそばには作業員が履く長靴が掛けられており、塩田には釘から出る錆水が流れて行くその非衛生的な環境で、それもマットを敷いてその上をかいて集める塩を、どのように自然が作り出した『贈り物』と言うことができるだろうか

全南保健環境研究院で比較研究した資料は、試料採取方法が明快ではなく、信頼できないことが明らかになった。すなわち天日塩は塩田で直接採取したものを使ったが精製塩は市中に出ている商品を試料として使ったという。長く置いておけばミネラル成分が急激に減るのは天日塩も精製塩でも同じだった。だからこうした誤った試料採取方法を通じて天日塩のミネラル含有量が精製塩の何倍という式の発表は誤っているのだという。

結局、天日塩の神話は科学でなく政治的な論理によって誕生し、メディアと研究機関によって膨らんだというのが『SBSスペシャル』が言おうとした内容である。塩の問題は私たちがほぼ毎日摂取しているという点で国民の健康と直結した事案にならざるを得ない。ところがその国民の健康の責任を負わなければならない国家機関がむしろ政治的論理によって非衛生的でその効能も信じることはできない天日塩の神話を作り出したというのは深刻な問題ではないのか。

ファン・キョイクは遅まきながら天日塩の実体を知るようになったし、それで自分が過去に書いた文について謝罪した。これは今、メディアがしなければならないことで、政府機関がしなければならないことである。その性格上、一気に問題が表れないといって、あたかも問題がないように覆って行くということはもう一つの『安全不感症』ではないか。(機械翻訳 若干修正)


この記事↓のころは韓国産塩がAmazonでも6種ほど売っていたのに、今では↓の1種のみになってしまったようですね。

2011年09月29日