(マネートゥデイ 韓国語 2015/07/21)

[ホン・チャンソンの世界を読む] 韓国の国号が大韓民国である理由

韓国の国号、すなわち国の名前がなぜ大韓民国なのか?

いくらじっくり考えてみてもこれについて明快に説明を聞いた覚えがない。国民学校(最近は初等学校ですが筆者が通っていた時は国民学校であった)、中・高等学校、大学と大学院まで通ったが、そのどこでも「我が国がなぜ大韓民国なのか?」について学んだことはないようだ。

学界でも明確な『定説』がない。ただし、旧韓末、高宗が宣言した大韓帝国から『大韓』を持ってきて、1911年の辛亥革命直後に樹立された中華民国から『民国』を持ってきたと解釈する水準である。また、初代大統領であるイ・スンマン(李承晩)は民国を民主国家の略語だと明らかにしたことがある。

しかし、この場合、矛盾が生じる。ファン・テヨン東国大学政治学科教授は「中華民国から持ってきたとすれば、3.1運動直後に自主独立国家を取り戻すために樹立した上海臨時政府が国号から自主的ではなく事大主義的であり、民主国家の略語ならば『大韓民国は民主共和国』と規定した憲法第1条は同語反復」と指摘する。

ファン教授はこのような指摘に続き、大韓民国の淵源について“確たる”説明をする。

彼は「大韓民国の『大』は『一つに統合して大きい』という意味だ。『韓』は馬韓・辰韓・弁韓の三韓のように我が国を示す固有の語である。『民』は文字通り民であり、『国』は国である。なので、大韓民国は『三韓を統一した大きな韓として民の(民が主である)国を指す』」という説明だ。

また「大韓民国の英文は『Republic of Korea』であるが、これも大韓民国の本来の意味に合うように『The Great Korea』にしなければならない」と指摘する。

ファン教授は「韓が我が国を指すということは、高宗が大韓帝国を宣言する前から日本では征韓論が提起されたし、朝鮮時代にも明・清の外交文書で朝鮮を韓と呼んだ事例がたくさん出てくる。民国は、朝鮮王朝実録、特に英祖・正祖実録にたくさん登場する。王朝実録を翻訳しながら民国を『民と国』に翻訳する場合があるが、これは『民の国』を意味する一つの単語」と付け加える。

民国の語源は、3,000年余り前に遡る。『書経』に出てくる民惟邦本、本固邦寧[民は惟れ邦の本、本固ければ邦寧し(たみはこれくにのほん、ほんかたければくにやすし)]が民国の語源というものである。民惟邦本は『民はひとえに国の根本』という意味で、本固邦寧は『根本が丈夫でこそ国が安らかだ』という言葉である。二つの言葉をつなげると『民は国の根本で、その根本(民)が丈夫でこそ国が平安である』という民国が成立する。

大韓民国が『三韓を統一して民が主である大きな一つの国』という本来の意を回復することが重要な理由は他にも。遠からず統一される韓半島統一国家の国号を決めることと連結されるためだ。

ファン教授は「韓半島統一国家の国号は当然大韓民国にならなければならない」と言う。「韓国の大韓民国と北朝鮮の朝鮮人民民主共和国から一部を取り出して国号を定めなければならない」という一部の主張は、歴史性と民族性と合理性を欠如しているという指摘だ。彼は「国民が主である国という民国と、昔から統一韓半島を指す大韓を合わせた、大韓民国こそ名実共に統一韓国の国名として遜色がない」と強調する。

「根本が丈夫でこそ国が平安である」という言葉のように、我が国の国号の淵源が何なのかから正しく知ってこそ、私たちの願いである統一を早め、統一国家の名前もしっかりと作ることができる。(機械翻訳 若干修正)

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