(スポーツソウル 韓国語 2015/05/28)

「コンサートの準備で入場はできません」

韓国剣道が恐ろしいようだ。45年ぶりに‘武道の聖地’武道館に『第16回世界剣道選手権大会』誘致した宗主国日本が、隠密にホームアドバンテージを働かせている。9年ぶりに世界トップを狙う韓国男女剣道代表チームは、大会開幕を二日後に控え、決戦の地である武道館に訪れたが、大会場の床を一度も踏むことができないまま引き返さなければならなかった
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なぜか。武道館はこの日、日本の人気ガールズグループ『モーニング娘。』のコンサートの準備の真っ最中だった。場内ではリハーサルに忙しく、大きく響いたマイクの声が外部まで聞こえてきた。前日もまた他の公演が開かれており、剣道人は近所を徘徊しただけという。武道館関係者は二日連続のコンサート準備の関係で剣道選手団の出入りを許可しなかった。57か国963人で歴代最多の剣客が参加する今回の大会は29日から31日まで開かれる。

1万4,471人を受け入れる武道館は、1964年の東京夏季オリンピック競技場の一つとして設立された。剣道や柔道、合気道、空手など武道専用競技場として名声をとどろかせた。1966年のビートルズを始まりにセリーヌ・ディオン、ディープ・パープルなどトップ歌手の公演会場としても利用され、全世界の歌手の夢の舞台に浮上したところでもある。

しかし、剣道の最高権威大会である世界選手権を2日前にしながら、選手団が大会場の内部を見ることができないのは簡単に理解できない部分である。今回の大会日程は3年前にイタリアで開かれた国際剣道連盟(TIK)理事会で決定された。

シン・スンホ大韓剣道会専務理事は「通常、開催国で大会10日前、他国の選手たちに場内を開放して訓練できるように配慮する。非常に当惑する状況」といった。また、大会場近くに設置されなければならない練習場も全く見られなかった。モーニング娘のレコードCDなど関連商品を販売するブースだけ見えるだけだった。シン専務は「最初から大会場の近くに来ないのと同じ」と虚しく笑った。

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武道館は1970年に世界選手権の第1回大会を行った歴史的な場所である。まだ韓国剣道の中で武道館で試合をした者はない。1973年の世界選手権で韓国剣道史上初めて個人戦メダルを取ったイ・ジョンニム大韓剣道会会長も武道館は踏むことができなかったところ。この日、東京で初めての早朝訓練を消化した男女選手団は、昼食前に武道館を訪れる日程に浮き立った雰囲気であった。

しかし、日本側のあきれる処置に周辺の散歩ぐらいで帰らなければならなかった。単純に雰囲気だけ知ろうというのではない。サッカー選手が試合前に芝の状態をつくづくと見回るように、剣道選手は大会場の床の状態を見るのが大変重要だ。パク・ヨンジョン男子代表チーム監督は「剣道は裸足で休まず動きながら、ジャンプをしたり、大きく上げて伸びて打つ特性上、木の床のクッションや質に適応するのが非常に重要だ」として「日本の選手たちは武道館の床に適応している状態だ。コンサートが開かれても特別な問題がないだろう」とした。

国際的に影響力を持つ日本剣道は、審判陣も自国または日系出身でほとんどを埋めながら利益を得ているのが事実だ。韓国は毎回、優勢な試合の流れにもかかわらず不公正な判定で準優勝に留まっている。せっかく自国の剣道の心臓で開かれることだし、最大のライバル韓国を牽制しようという意図が伺える。男子代表チームのソン・ヨンヒは「私たちに不利な状況が与えられるといっても、かえってさらに緊張するのは日本だ。私たちは自分の試合をすれば良い」と力説した。(機械翻訳 若干修正)


(スポーツソウル 韓国語 2015/05/30)

韓国の男子剣道の期待の主チャン・マンウク(張漫憶)(26・亀尾市庁・4段)が生涯初めての世界選手権で個人戦3位に上がった

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チャン・マンウクは29日、日本の東京武道館で開かれた第16回世界剣道選手権大会男子個人総合で3位を記録し、初めての成人国家代表として出た舞台で入賞した。2年前、ロシア,サンクトペテルブルクで行われたワールドコンバットゲームでも青年部個人戦3位を記録して期待を集めた彼は世界選手権でも潜在力を見せつけた。

16強でジュゼッペ・ジャンネット(イタリア)を相手に延長の末、手首打ち(小手)で勝利を収めて8強に上がったチャン・マンウクは、日本の強者村瀬を相手に頭(面)、手首打ちで完勝した。しかし、4強で網代忠勝と延長勝負を展開したが頭打ちで勝利を奪われた。判定は釈然としなかった。チャン・マンウクが先に正確に相手の頭を攻撃したが審判陣は認めなかった。かえって網代がチャン・マンウクの頭にかろうじて打撃したことに点数を与えた

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▲審判陣3人が網代の頭打ちでの勝利を宣言している。

45年ぶりに‘武道の聖地’と呼ばれる武道館で開かれる世界選手権。当初、日本のホームアドバンテージをどれほど克服できるかがカギだった。国際剣道界に影響力が大きい日本は、今回の大会を運営する36人の国際審判のうち12人も自国出身で構成した。残りの審判陣も国籍のみ違うだけで概ね日系出身が多い。チャン・マンウクの4強戦でもカナダ国籍を持つタグチ・ヨシアキが主審に出た。

試合を見た韓国人国際審判は「チャン・マンウクの確実な頭打ちを判定しなかった」と憤痛した。

大韓剣道会関係者も「予想はしていたが、完璧な打撃を認めないのを見ると虚しい」と述べた。

審判の判定などに支えられて決勝に上がった網代は、竹ノ内佑也に頭打ち勝利を収めて優勝した(大会公式発表は「小手」)。チャン・マンウクは「審判の判定が惜しいというより私が油断した結果」とし「先立って先輩たちがトーナメントから脱落して心的負担を感じたようだ。それでも今回の大会を通じて自信を持つようになった」と笑った。

過去の世界選手権2大会連続男子チーム準優勝メンバーであるチョ・ジンヨン(25・南揚州市庁・4段)は8強でヤマダタカシ(カナダ)に頭と腰(胴)を奪われて負けた。ソン・ヒョンゴン(25・富川市庁・4段)、パク・ビョンフン(30・龍仁市庁・5段)は64強で脱落した。

一方、30日には女子個人総合と団体戦が行われる。(機械翻訳 若干修正)


あいかわらずですね。

で、次回の開催地は・・・


(スポーツソウル 韓国語 2015/05/28

仁川広域市が2回の挑戦の末、2018年世界剣道選手権大会の誘致に成功した。韓国で世界剣道選手権が行われるのは1988年のソウル大会以後、30年ぶりだ。

仁川市は28日に日本,東京のグランドパレスホテル,ダイヤモンドホールで行われた国際剣道連盟(FIK)総会次期世界選手権開催国選定案件で、57か国の代議員とFIK役員の全員一致の支持を受けて2018年の17回大会誘致を確定した

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2015年の16回大会誘致に出て東京に押されて再挑戦した仁川市は、昨年のアジア競技大会に続き、もう一つ国際大会誘致の喜びを味わった。国際剣道界に影響力が強大な日本の支持まで受けた仁川市は、次期誘致を置いて単独候補に出た。誘致プレゼンテーション(PT)に出たシン・スンホ大韓剣道会専務理事は、仁川市がアジア競技大会など国際イベントを無難に消化した点と南東体育館など剣道大会が開かれるのに十分なインフラ施設、国際空港との隣接性などを強調した。PT以後、代議員の拍手喝采を受けた。

イ・ジョンニム大韓剣道会会長は「剣道は2020東京夏季オリンピック試験種目候補として議論されている。オリンピックを2年後に控えて剣道最高権威大会である世界選手権を仁川が誘致したのは意味あること」としながら「仁川で国際剣道の変化の出発点を迎えて、剣道人のより一層誇らしい道を歩けるように全面的に支援する」と話した。

総会に参加したキム・ジョンソン仁川剣道会会長も「30年前と比べて国内剣道は飛躍的な発展を成し遂げた。いつのまにか70万の人口に増加した国内剣道人に新しい誇りを感じさせて、未来の剣道界を導いて行く有望株の育成の契機になるように全力をつくして準備する」と笑った。

仁川市は、大会開催場所である南東体育館を中心にアジア競技大会で使用した施設を最大限活用するなど、経済的にも成功的な大会にするという計画だ。選手団宿舎は松島が有力だ。また、事業費9億ウォンのうち2億ウォン以上を負担する。大韓剣道会は、大韓体育会国際委員会の妥当性審査と文化体育観光部(省に相当)国際大会審議などを経た後、国費支援の準備に出る予定だ。(略)(機械翻訳 若干修正)

剣道時代 2015年 07 月号 [雑誌]
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