(ニュース1 韓国語 2015/05/28)

ハン・ミング(韓民求)国防部(省に相当)長官は28日、ベトナムの国防長官との会談で、過去、朝鮮人が徴用されて苦難に会った日本明治時代の産業革命施設のユネスコ登録の動きに対する政府の反対の立場を伝え、ベトナム側の理解を求めたと国防部が28日、明らかにした。

私たちの国防部長官が、第3国との安保分野の会談で、最近議論になっている日本の産業施設世界遺産登録に関連する我が方の理解を求めるのは、やや異例的である

ベトナムを訪問中であるハン長官はこの日、ハノイでフン・クアン・タイン,トナム国防長官に会って両国の国防長官会談を行った。

この席でハン長官は、韓国とベトナムが過去、国権喪失の経験(フランス植民地?)を共有している国家であることを想起させ、日本の徴用施設が世界遺産として登録されないようにベトナム政府の理解と支持を要請した

これに対してフン・クアン・タイン長官は、両国が過去に痛く辛い歴史を共有しているという点に共感を示し、韓国側の要請を関連部署に伝えるという立場を表明したと国防部は伝えた。

最近、ユネスコ世界遺産委員会傘下の民間諮問機構である国際記念物遺跡会議(ICOMOS)は、日本が申請した23施設について『登録勧告』の決定を下した。このうち7施設は過去、朝鮮人が連行されて苦難に会った徴用施設でもある。

ユネスコは、6月28日からドイツ,ボンで開かれる第39回世界遺産委員会で最終的に登録するかどうか決定する。ベトナムは世界遺産委員会の委員国でもある

双方はまた、両国間の軍事分野での協力水準を高めて行くことで合意した。

両国は国防分野での定例協議体の活性化とサイバー安保、平和維持軍の活動(PKO)、国防分野の相互教育交流増進、防衛産業の協力向上策を議論した。

また、相互軍需支援了解覚書を来る7月に開かれる次官級国防戦略対話で締結することにした。

ハン長官はあわせて、最近、北朝鮮の潜水艦弾道ミサイル(SLBM)射出試験など、核-ミサイル脅威が続いている韓半島(朝鮮半島)の安保状況を説明し、韓半島信頼プロセスなど、我が政府の対北朝鮮政策の背景と趣旨に対するベトナム側の理解を求めた。

ハン長官は一方、今回のベトナム訪問を契機に、ベトナム308機械化歩兵師団を訪問するなどベトナム軍の発展の姿を見た。また、ベトナムの“国父”と評価されているホーチミンの廟にも献花した。

一方、三日間のベトナム訪問日程を終えたハン長官は、第14回アジア安保会議(シャングリラ対話)に参加するために29日、シンガポールに移動する。

ハン長官はシャングリラ対話を契機に韓米、韓米日国防長官会談、韓日国防長官会談の10回余りの両者会談を行う計画である。(機械翻訳 若干修正)


これ↓らしい(サムスン電子の工場がベトナム最高売上高企業・ベトナム進出韓国企業3000社・ベトナム総輸出額の20%が韓国企業)
2013年01月22日
ので、ベトナムが登録反対の表明まではしないでしょうが、韓国の要請を無碍にもできないでしょうね。

ベトナム戦争時の韓国軍による民間人虐殺や韓国軍慰安婦についても、感情のおもむくまま“反日”して「日本への輸出が減ったニダ」「日本人観光客が減ったニダ」と慌てふためくどこかの国のようなこともしないでしょうね。

さらに、米韓を戦って退けたベトナムと、日本を招き入れて戦わず併合して日本と戦わず独立した韓国との違いもあるかな。


週刊文春 2015年 4/2 号 [雑誌]
B00UNNO7PI