【社説】南太平洋キリバスの「醜い韓国人」  
 (朝鮮日報 2007/02/28)  

 国家青少年委員会は南太平洋のキリバス共和国で現地調査を行ったところ、韓国の遠洋漁船の乗組員らが依然としてキリバス少女に対し未成年買春を行っていることが明らかになったと発表した。

 韓国人乗組員らによる未成年買春は数年前に国際的な問題となり、青少年委員会は2005年にも現地調査を行い、対策を出していた。それから2年後、またもこうした実態が明らかになった。

 今回の調査で青少年委員会が面談した売春女性24人のうち、7人が14-18歳の未成年者だった。コンドームの使用に消極的な韓国人乗組員のため、3人が出産し、2人が現在妊娠中だという。

 国土面積約800平方キロメートル、人口8万5000人の小さな島国であるキリバスの議会は、2003年に韓国漁船の停泊を一時禁止していた。毎年数百人の韓国人乗組員が遠洋漁業基地であるキリバスに滞在したことで未成年買春が深刻化し、父の顔も知らない「コレ・コレア」2世が80人以上にもなったためだ。

 その深刻さは、現地では韓国人を指す「コレ・コレア」という言葉が、売春場所に使われる防波堤を意味するようになったことからもよく分かる。

 今では「コレ・コレアのような奴」という表現がキリバスでもっともきつい悪口として使われているという。

 韓国人の醜い行為は2004年にタイで開かれた「児童の商業的性搾取に関する東アジア太平洋地域行動計画履行点検会議」で暴露され、世界に伝えられた。その翌年、青少年委員会は海洋部、外交部と合同で南太平洋一帯における売春の実態調査を行い、青少年性保護法と売春防止法を国外でも適用することを決めた。

 しかし今回の調査で、青少年委員会は2005年に最初の調査があってから、韓国漁船が入港しなかった最初の6カ月だけは売春が中断されたものの、入港が再開してからは問題が再燃していたことが分かった。つまりは2年前に口先だけの脅しを行っただけで、何ら実効性のある対応を取っていなかったということだ。




 

2年前の記事。

南太平洋の島「キリバス」の女性運動家が見た韓国人男性 (朝鮮日報 2005/07/05)
 
 「キリバス(Kiribati)では、性が乱れた人たちを『コレコレア』と呼びます。韓国人男性により植え付けられた、韓国の醜いイメージを象徴しています」キリバスの女性運動家マレー・テケネネさん(Maere Tekeneneキ47)は、電話インタビューを通じ、このように話した。

 キリバスは太平洋中部にある小さな国だ。面積は800キロ平方メートル余りで、約10万人が住んでいる。

 1980年代半ばから、韓国漁船は太平洋で最も広い海域を有する国の一つであるキリバスで操業を始め、数百人の韓国人がキリバスに在留するようになった。

 問題は、これらの韓国人たちがキリバスの女性、特に、幼い少女を買春することだ、とテケネネさんは話した。少女たちの多くは家が貧しく、わずかな金やラジオなどの家電製品、ひどいケースになるとタバコをもらっただけで売春するという。

 「韓国人たちは、現地の女性を自分たちの船の甲板や、薄暗い防波堤の後ろに連れて行き、関係を持ちます。このため、防波堤の物陰のことを『コレコレア』と呼んだりします」。

 テケネネさんは「2年前、韓国人男性の買春行為が問題となり、キリバス議会で対策会議まで行われたことがある」とし、「各種市民団体や教会でも、行き過ぎた性売買を減らすための方法を探っているのが実情」と話した。

 韓国人男性の子どもを妊娠した幼い少女もまた、キリバスの社会問題となっているとテケネネさんは語った。
 



↑の記事と同日に韓国人の買春ツアーを扱った記事もありますね。

「海外キーセン観光」その実態は…  (朝鮮日報 2005/07/05)
 
 「誰も私を知らないところで、めったに出来ない経験をしたので、ドキドキした」。「韓国では信じられないほど安く女が買えて、大満足だ」…。

 海外へのキーセン(妓生、日本で言う芸者にあたる)観光のために開設されたインターネットサイトに掲載された経験談だ。 今日も多くの韓国人男性が、自身の快楽を追い求めるため機上の人となっている。/編集者

▲現地の人が語る実態

 ベトナム現地でガイドをしているヘイエン・ウバンさん(男/25)は、「アガシ(女の子)を求める韓国人客は多いか」という記者の質問に、声高らかに笑った。

 韓国語はたどたどしいが、ウバンさんは“アガシ”という言葉に含まれる意味を知っているようだった。

 ウバンさんは「韓国人男性の観光客のほとんどが、夜に女の子がいる酒場はどこにあるかと聞く。韓国人観光客は“アガシ”が大好きだ」と言い、「酒に酔った韓国人男性が、現地の女の子と口論になって喧嘩することも少なくない」と話した

 旅行会社ワールド・トラベルのベトナム現地ガイドのイ・ヒョヨンさんは、「韓国人観光客が、酒場の女の子たちが2次会に行かないと言って暴行し、トラブルを起こしたケースも少なくない」と話した。

 リゾート旅行社のフィリピン・セブ現地ガイドのWさんは、「韓国人ガイドを務めて10年になるが、以前に比べ、女の子のいる店を教えろと言ってくる観光客が減った」とし、「インターネットなどを通じて事前に徹底的に準備してくるので、私よりも現地のお店に詳しいようだ」と話した。

 ポータルサイトのダウムで、「ロシア、女性、人権」というカフェを運営するチョン・ジェウォンさん(モスクワ大学博士課程)は、「キーセン観光に来る人だけでなく、現地の公館や国内企業のロシア支社に勤務する韓国人男性たちの醜態は、現地でも悪名高い」と話した。

 チョンさんは「韓国の男性は様々な醜態をさらす。金髪が珍しいとロシア人女性の髪の毛を引っ張ったり、口答えするからと頬を叩いたりするなどの乱暴を働き、『堅実な韓国人』のイメージが崩れてしまうのでないかと不安になる」と語った。

 昨年11月、バンコクで開かれた児童の性売買防止国際会議で韓国代表として出席した同徳(ドントク)女子大・女性学科の金慶愛(キム・ギョンエ)教授は「会議場で、東南アジアの代表が韓国人男性のキーセン観光に対して激しく非難したので、恥ずかしい思いをした」と話した。

 キム教授は「以前は、日本の売春ツアーが悪名高かったが、今は韓国がその後に続いているようだ」とし、「一日も早く、韓国の男性たちの歪んだ性意識を正さないといけない」と話した。

▲インターネットの売春観光情報

 「Aクラスのカラオケ屋には女が300人程いる。女を2-4人呼ぶと、250ドルから300ドル程かかる。好みの女を1人だけ呼んで遊べば、チップも20万ウォン位で済む」。

 ポータルサイトDAUMの「ベトナム・セックス観光のためのカフェ」に掲載されていた書き込みだ。

 同サイトには現地で性的な行為をさせるビリヤード場や性感マッサージの店などが掲載されており、その業者の商号はもちろん、そこで働く女性の顔写真まで載せられている。

 中国・夜の文化体験」カフェにも「韓国ウォンで12万ウォンもあれば、2次会まで楽しめる」などの情報が掲載されている。同カフェの会員は今年1月、希望者同士で会費27万ウォンを出し合い、3泊4日の中国売春観光に向かっている。

 オンラインにはこのような目的で作られたインターネット・カフェやホームページが数十件、存在する。

 このうち、あるサイトは6か月分の会費30万ウォンを支払った正会員だけがログインできるよう、徹底的な会員制で運営されたりしている。

▲「19ホール」を目当てに旅行する人々

 ゴルフ専用の旅行会社「ゴルフ・ナビ」のアン・ファジュン課長は「旅行会社に電話で、『19ホールはできるか(ゴルフの後、現地女性と楽しむ過程を隠語として19ホールという)』、『現地で2次会の費用はいくらか』と露骨に問い合わせてくるお客さんも少なくない」と話した

 ヘンジン旅行社のチョ・ソンイル課長も、「正直なところ、東南アジアにゴルフ旅行に向かう人々のうち、一部は現地で女を買うと思って間違いない」としながら、「その目的のためだけに海外に出るわけではないにしても、現地でゴルフし、酒を飲めば、女を求めるようになる雰囲気のようだ」と説明した。







記事を読んだ韓国人の反応。

「女を買って何が悪い」  (朝鮮日報 2005/07/12)
 
 今月5日の本紙の社会面に、「『海外キーセン観光』その実態は…」という見出しで一部の韓国人男性の性売買行為に関する記事を載せて以降、記者は数日間、電子メールと電話攻勢に悩まされた。

 ある男性は電話で、「そうやって、女が男の体面を踏みにじったところで、何の得になるというのか」とまくし立てた

 終始一貫、悪口交じりの抗議を浴びせたこの男性は「韓国人男性の50~60%が海外で売春宿に向かうというならまだしも、せいぜい何百~何千人の金持ちの行為に過ぎないわけで、それがどうしたと言うんだ」と腹を立てた。

 自分の名前を「キムなにがし」と堂々と名乗ったその他の男性は、電子メールで「自然の生理現象で女を買うに過ぎない。新聞で悪く書いたあんたはさぞかしすっきりしたことだろうよ」と書いた。

 続いて、 「女性家族部の9・23対策(性売買特別法施行)と味気ない韓国の女のせいで仕方なく外に出るわけで、過ちはすべて女の側にある」とつづった。

 もちろん、一部の読者は、南太平洋のキリバスという島でさえ「コレコレア」という汚名を着せられているとし、海外での深刻な性売買に対し国民自らの反省を促しもした。

 しかし、「他人に被害を与えるわけではないのに、そこまで大げさに騒ぐのはなぜか」という読者の主張に触れては、物悲しく思った。海外での売春ブームは、今後ともそう簡単に治まりそうにないなとの思いが脳裏をよぎった。

 政府は海外で性売買をする人に対しても、性売買特別法を厳しく適用するとの対策を打ち出した。しかし、根本的な認識の変化がない限り、どのような政策も空回りするに違いない。

 「国力が弱かった時、韓国人女性も強大国の男たちにたぶらかされたわけだが、なぜまた同じことを自発的に繰り返すのか」と警告するロシアの韓国人人権活動家チョン・ジェウォンさんの言葉が身にしみる。

 父の顔も分からずに育つキリバスの混血児が、どれだけ悲惨な人生を送っているのか、一部の韓国人男性は直接見てみなければならないようだ。






2年後も「依然として・・・」という記事が出るんでしょうね。




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