(ヘラルド経済 韓国語 2014/11/12)

 我が軍が日本本土防衛を目的とするアメリカ日本の『共同野外機動訓練』(Keen Sword)[平成26年度日米共同統合演習(実動演習)「Keen Sword15/26FTX」]にオブザーバーとして参加することが分かって論議が起きている。

政府消息筋は12日、「今年の米日共同野外機動訓練に合同参謀本部と国防部の中領(中佐)級2~3人が韓・米・日安保協力増進を目的にオブザーバーとして参加する」と明らかにした。

米日共同野外機動訓練は隔年制で実施される訓練で、我が軍は去る2010年からこの訓練を参観してきた2010年には4人、2012年には2人の中領級実務者が参観した。

だが、韓国軍がたとえ参観形式であっても、日本が独島野心を捨てずにいる状況で日本本土防衛を目的とする軍事訓練に参加することが適切なのかという指摘が提起されている

特に今回の共同野外機動訓練は、日本島嶼部に大規模な武力攻撃が発生した場合を想定し、米日の共同対処能力を高めることに目的を置いており、事実上、中国と日本が葛藤を生じさせている尖閣(中国名 釣魚島)諸島を念頭に置いているという点で、中国との外交的摩擦の可能性も議論される

先立って、読売新聞は先月22日、自衛隊が島嶼地域への攻撃に対応して米空母と連携して敵の航空機や艦艇の侵入を阻止したり、自衛隊の地対空ミサイル部隊を米軍機で輸送するなどの訓練を行うとし、尖閣諸島がある東シナ海などで軍事力の拡大を試みる中国を念頭に、米日共同対処能力を高める狙いがあると見られると報道した。

論議が増幅されると国防部(省に相当)は「今回の訓練の韓国軍参観はアメリカ側の招請によるもので、中領級実務者が参観する予定」としながら「域内国家間で実施される連合練習に対する周辺国の参観は通常の軍事訓練の手続きで2010年からこの訓練を参観した」という立場を明らかにした。

一方、米日共同野外機動訓練は日本自衛隊3万人余り、米軍1万人余りが参加する中、来る19日まで進行される。(機械翻訳 若干修正)


(ハンギョレ新聞 韓国語 2014/11/12)

(略)国防部(省に相当)関係者は「私たちが乙支フリーダムガーディアン訓練(朝鮮半島有事に備えた米韓合同演習)などを行う時も、防衛的次元の訓練だという点を知らせるために希望国はオブザーバーとして参加させる」として「オブザーバーとして参加するというのは、武装なしに訓練の状況を純粋に見守ること」と説明した。

だが、尖閣諸島(中国名 釣魚島)を巡る中日間の領土葛藤が持続している状況で日本列島防衛訓練にまで韓国軍がオブザーバーとして参加することが必要なのかという指摘が提起されるものと見られる。特に韓・米・日安保協力が強化される傾向と相まって、韓国のこうした動きが中国に良くない信号と映し出されかねないという懸念も提起される。(略)(機械翻訳 若干修正)


離島防衛想定の日米共同訓練…奄美周辺で11月
(読売新聞 2014/10/22)

 防衛省は21日、鹿児島県・奄美群島周辺などを中心に、大規模な日米共同訓練「キーン・ソード」を11月に実施すると発表した。

 日本の島嶼部などに大規模な武力攻撃が行われたとの想定で、米空母と連携して敵の航空機や艦艇の侵入を阻止したり、自衛隊の対空ミサイル部隊を米軍機で輸送したりする。東シナ海などで軍事力を拡大する中国を念頭に、日米共同対処能力を高める狙いがあるとみられる。

 同省によると、訓練は11月8日から19日にかけて実施。自衛隊は約3万人、米軍は約1万人が参加する。豪州や韓国もオブザーバーとして参加する予定という


中国様の機嫌を損ねたらどうするニカ?
suneru1


26.10.21
統合幕僚監部
平成26年度日米共同統合演習(実動演習)
「Keen Sword15/26FTX」について

自衛隊と米軍は、下記のとおり平成26年度日米共同統合演習(実動演習)を実施します。


1演習の目的
武力攻撃事態における島しょ侵攻対処に係る自衛隊の統合運用要領及び米軍との共同対処要領を演練し、その能力の維持・向上を図る。

2実施時期
平成26年11月8日(土)~11月19日(水)

3統裁官
(1)自衛隊:統合幕僚長海将河野克俊
(2)米 軍:在日米軍司令官空軍中将サルバトーレ・A・アンジェレラ

4実施場所
我が国周辺海空域、自衛隊・米軍基地等

5演練項目
(1)水陸両用作戦
(2)陸上・海上・航空作戦
(3)統合後方補給

6演習参加部隊等
(1)自衛隊
ア統合幕僚監部、陸上幕僚監部、海上幕僚監部、航空幕僚監部及び情報本部
イ陸上自衛隊:各方面隊、中央即応集団等
ウ海上自衛隊:自衛艦隊等
エ航空自衛隊:航空総隊、航空支援集団等

(2)米軍
在日米軍司令部、在日米陸軍、第7艦隊、太平洋空軍、第3海兵機動展開部隊等

7参加規模
(1)自衛隊:人員約30,700名、艦艇約25隻、航空機約260機
(2)米軍:人員約10,000名

8その他
日米共同統合演習は1986年より開始され、概ね毎年、実動演習と指揮所演習を交互に実施し、実動演習は今年で12回目である。