(アジアニュース通信 韓国語 2014/10/17)

「青瓦台サランチェに韓国料理体験空間があれば良いだろう」というパク・クネ大統領の一言で数億ウォンをかけて作った『韓国料理広報館』を設けた。

しかし、6か月間の実績が一つもないことが明らかになって韓国観光公社の盲目的忠誠が俎上に上がった。しかも、実績低調に負担を感じた韓国観光公社が当初の目的と異なる国内居住外国人を対象に直接募集に乗り出してひんしゅくを買った。
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▲観光公社の韓国料理広報ポスター

韓国観光公社は去る3月から5月まで『青瓦台サランチェ』(韓国大統領博物館)を大々的にリモデリングしながら、当初の計画になかった『韓国料理広報館』を2億7500万ウォンの工事費を投資して追加で設置した。

「青瓦台の前を訪れる外来観光客のため、青瓦台サランチェに我が国の野花もあって、韓国料理体験空間もあれば良いだろう」というパク大統領の発言のためだった

去る5月、韓国観光公社は『韓国料理と文化研究所』と〈外来観光客対象の韓国料理作り体験試演委託運営契約〉を締結し、韓国料理体験館を本格的に運営し始めた。

しかし、10月現在まで6か月間の韓国料理体験プログラムに参加した外来観光客は1人もいなかった


国会教育文化体育観光委員会所属パク・ホングン新政治民主連合議員(ソウル市中浪 乙)が韓国観光公社から提出させた『青瓦台サランチェ韓国料理体験館運営実績』資料によれば、去る5月から現在まで24回にわたり600人余りが韓国料理体験館プログラムに参加した

しかし、これらは外来観光客ではなく、徳星女子大学、漢陽大学などに在学中の言語教育院や国際語学院の留学生だった

特にこの中には委託運営業者の所長が兼任教授を務めている明智大学韓国語学堂の学生が128人がいて、残りはほとんど韓国観光公社が公社の日本チームや中国チームを通じて直接動員したり、大学などに公文書を送って体験協力を要請した実績などである。

青瓦台サランチェ内部職員は「大統領指示の事業なので相当な負担を感じるしかなかった」と伝えた。

青瓦台サランチェ韓国料理広報館は、青瓦台(大統領府)を訪問する外来観光客を対象に韓食文化を広く知らしめ、韓国料理作り体験の機会を拡大するための目的だった。

韓国料理広報館委託契約書の題名も〈外来観光客対象の韓国料理作り体験試演委託運営契約〉で対象を外来観光客に制限している。青瓦台サランチェセンター長も「韓国料理広報館の目的は青瓦台を訪れる団体観光客だった」と明らかにした。

しかし、少しの間留まって他に移動しなければならない団体外来観光客に1時間以上かかる韓国料理体験は当初から参加するのは難しいプログラムだった

韓国観光公社は今後、プログラム出席対象を外国人留学生、多文化世帯(韓国国籍取得者または外国人を含む世帯)の専業主婦など国内居住外国人に対象を拡大するという方針だ。

しかし、4kmの近くにすでに同じような韓国料理体験を提供している韓国文化財団の『韓国の家』があり、果たして我が国に数年間留まって過ごす彼らに国費までかけて韓国料理体験をすべきなのか疑問だ

パク議員は「青瓦台サランチェ韓国料理広報館は、代表的な忠誠行政の失敗作」としながら「大統領の指示だと需要調査や妥当性の調査なしにむやみにぱくりと事業を展開する後進的な行動は根絶しなければならない」と強調し、「外来観光客に韓国料理の体験を行うようにするということ自体が無理だっただけに、韓国料理広報館を廃止することだ」と主張した。(機械翻訳 若干修正)

韓国の大統領博物館「青瓦台サランチェ」:「サランチェ」というのは韓国の伝統家屋である「韓屋(ハノク)」の構造の中で、主人の住む建物から離れた所にあるお客をもてなす空間(建物)のことをいいます。実際、「青瓦台サランチェ」は韓国の大統領の住む青瓦台の前に位置し、一般の人々がいつでも訪れ、大統領執務室を体験することができます。1階にある「大韓民国館」や「ハイソウル(Hi Seoul)館」では韓国を代表する文化遺産やソウルの名所が一目で見られ、観光客にもお勧めの場所といえます。(韓国観光公社)


将軍様のいたころの北にだんだん近づいていってるようですね。

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