(アジア経済 韓国語 2014/08/26)

韓国はFX事業の他にも国産次世代戦闘機を開発する韓国型戦闘機(KFX)事業を推進している。KFX事業は開発費と量産費を合わせて20兆ウォン(約2兆円)に迫る史上最大規模の武器事業で、来る2025年までに開発を完了し、現在の主力戦闘機であるKF-16より優秀な国産戦闘機120機以上を配備するという計画である。

政府はKFXの成功のためにアメリカのロッキードマーティンに持分投資を要求したことが分かった。KFX開発費用9兆ウォンうち最大2兆ウォンを投資して共同輸出をしようというのだ。だが、ロッキードマーティンから投資金額に対する回答はまだない。

一部ではロッキードマーティンが参加するとしても開発費の他に特別な効果はないだろうという観測が出てきている。T-50での学習効果のためである。

T-50は韓国航空宇宙産業(KAI)とロッキードマーティンが共同開発した製品である。ロッキードマーティンはT-50の開発費の13%に相当する3,000億ウォン(約300億円)を投資した。代わりにロッキードマーティン社の輸出ネットワークを利用してマーケティングをし、T-50を1機輸出するたびに150万ドルをロイヤリティーとして持っていくことにした。

T-50が実際に量産されて輸出市場に出てくると、ロッキードマーティンの態度は変わった。ロッキードマーティンと協力してT-50輸出に挑戦したUAE、ポーランド、シンガポール、イスラエルで相次いで苦杯をなめた。今まで輸出に成功したフィリピン、インドネシア、イラクなどは皆我が政府とKAIが独自に輸出を推進したところである。

業界関係者たちは「ポーランドの場合、ロッキードマーティンで輸出を引き受けると出たが、いざ現地では自社が運用しているPAC-3防御システムを売るためのマーケティングにだけ熱を上げた」として「ポーランド輸出の際、韓国政府が単独で推進していれば状況は変わっていたかもしれない」と話した。

他の関係者は「ロッキードマーティンの立場では、急成長しているKAIを牽制するだろう」としながら「KAIに技術移転はもちろん、マーケティングまでする場合、虎を育てる格好なのでKFX事業でどれくらい技術移転をするかは未知数」と伝えた。(機械翻訳 若干修正)


出資して、技術提供して、販促までして韓国と組みたいと思うほどの“何か”を提供できるんですか?


2014年03月26日
航空ファン 2014年10月号
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