(聯合ニュース 韓国語 2014/07/23)
韓国経済全般が中国に隷属する現象が加速している。
貿易はもちろん、国内市場と金融・不動産などほぼすべての分野で中国の影響力はすでに絶対的な水準になった。
キム・ドフン産業研究院長は最近、あるフォーラムでイ・ジュヨル韓国銀行総裁に「貿易収支黒字のうち中国に占めるのが70%に達する」としながら質問を投げた。
「韓銀が介入しない限り、外国為替取引量の相当部分が急速に中国人民元で満たされる状況が発生する可能性がないか」というものである。
シー・チンピン中国国家主席の訪韓でウォン・人民元直取引市場が急進展するなど“ドル中心”の韓国経済が“人民元中心”に改編される可能性があるという観測である。
23日、韓銀などによれば、昨年の韓国の総輸出額6千171億ドルのうち1千349億ドル(21.9%)は中国への輸出である。同年の韓国の総輸入額5千366億ドルのうち中国から輸入した金額は876億ドル(16.3%)である。
輸出と輸入で中国が占める割合は断然1位である。
輸出と輸入で中国が占める割合は断然1位である。
輸出から輸入を差し引いた貿易収支の黒字規模で計算すれば、1998年に7.7%に過ぎなかった中国の割合が昨年58.8%に高まった。
韓国としては中国なしでは輸出も輸入も正常に回ることはできない経済構造になったわけである。
国内市場も中国に対する依存が非常に大きくなった。明洞の商人たちは中国人観光客がいなければ門を閉めなければいけない状況である。
カード業界1位の新韓カードのビックデータをみると、昨年の中国人観光客(別名・游客)の国内カード利用額は2012年より82.7%増えた。
430万人に達する游客が韓国で使用したクレジットカード決済金額は3兆8千億ウォンに達し、全外国人カード利用額の約半分(48.1%)を占めた。
游客に偏重する外国人カード利用は特にショッピングセンター・ショッピングモール(70.3%)、免税店(68.9%)、デパート(65.7%)、ディスカウント・コンビニ(56.4%)などの流通業界で目立った。
実物経済の“血管”である金融部門でも中国資金は絶対的な影響力を行使している。
中国の投資家は昨年12月から今年5月までに韓国有価証券市場で1兆4千120億ウォンを席巻した。国家別の純買い入れ額では最も多い規模である。
人民元預金残額は100億ドルを突破、国内居住者の外貨預金に占める割合が先月、史上初めて20%を越えた。人民元預金は1年で約50倍に急増した。
不動産市場でも中国人が済州島に所有する土地は昨年末の315万平米で、2年前の2.2倍に広がった。アメリカ人所有の済州島の土地(374万㎡)に匹敵する規模である。
中国の私募ファンド美通は、韓国不動産に5兆ウォンを投資する。済州島に1兆ウォンのビルディング建設を推進する中国緑地グループは、韓国電力の敷地にも目を付けている。
ハン・ジェジン現代経済研究院研究委員は「もう中国系資本にむやみに門を開けてあげるのではなく、資本の性格を確かめてみながら開放しなければならない」と話した。(機械翻訳 若干修正)
日本人観光客は減っているようです。
日本人観光客は減っているようです。
(聯合ニュース 2014/07/23)
韓国観光公社は23日、6月の来韓外国人数が前年同月比20.3%増の127万3627人だったと発表した。
中国人が同43.8%増の57万3852人で最も多かった。子供の日(6月1日)や端午節(6月3日)を含む連休や中旬から始まった夏休みなどで、中国人の家族旅行の需要が増えたためとみられる。香港人とロシア人の来韓もそれぞれ同57.4%と32.9%増加した。
日本人は同14.0%減の17万3056人。韓国と日本の外交関係の悪化が続いた影響で、高齢者向けの新規団体旅行などが低調だった。