(韓国日報 韓国語 2014/03/27)

日本政府が先週、ソウルで慰安婦被害おばあさん側と接触した事実が26日、確認された。わが政府と慰安婦被害者問題を本格的に議論するのに先立ち当事者である被害おばあさんの要求事項を把握するための主旨と知らされた。日本政府要人が慰安婦被害おばあさん側と会うのは初めてで、来月中旬の韓日局長級協議を控え、態度の変化があるのかが注目される。

外交消息筋によれば、山本恭司日本外務省アジア大洋州局地域政策課長と駐韓日本大使館所属参事官は去る17日、ソウル市内のあるホテルで生存日本軍慰安婦被害おばあさん支援施設である『ナムヌの家』関係者と会った

日本政府の要請により行われたもので、当初、日本側は慰安婦被害おばあさんらと直接会うことを希望したが、おばあさんはまだ時期尚早だと判断して『ナムヌの家』関係者を代わりに送ったと伝えられた。

この席で日本側は、安倍晋三首相が14日に慰安婦強制動員を認めて謝罪した河野談話を修正しないと明らかにした事実を取り上げて、自分たちの真正性を強調したと伝えられた。引き続き、1995年に作ったアジア女性基金を通じてすでに国内慰安婦被害おばあさんのうち60人が基金を受け取ったとし、残りのおばあさんにも追加賠償する意向があると提案した。特にアメリカ、オーストラリアなどで慰安婦少女像建設運動が広がって全世界の注目を集めている点に非常に困惑しており、「韓国と慰安婦問題を早く決着させたい」という意向を伝えた。

これに対して慰安婦被害おばあさん側は、「日本政府が慰安婦強制動員について法的責任を認め、安倍首相が直接国際社会に向かって謝罪せよ」と促した。また、慰安婦被害生存者が55人に過ぎず問題解決が急がれるとしながら、日本政府の誠意ある措置が優先であるという点を再度強調した。

この日の双方の出会いは探索の動きに終わったが、これまで慰安婦問題解決に消極的だった日本政府が慰安婦被害おばあさん問題に積極的な態度を見せていて、今後、進展した立場を出すのかが注目される

何より来月のバラク・オバマ大統領のアジア歴訪直前に開かれるとみられる局長級協議の結果が注目である。

これと関連して、日本の産経新聞は、韓日局長級協議で日本は慰安婦福祉事業に政府予算を投じることを要求する韓国側の要求に応じない方針だと26日に報道した。日本の責任認定を要求する私たちの政府の立場と相反する部分で、協議結果と慰安婦問題の進展の有無により韓日首脳会談の可能性を打診できるという見込みも出てくる。

これに対し、日本の法的責任の代わりに日本側が慰安婦おばあさんに直接謝罪し、日本政府がおばあさんの被害を補償する案が折衷案として議論されると伝えられた。アジア女性基金の場合、民間募金で設立して日本政府は責任からはずれた姿を取った。(機械翻訳 若干修正)


元慰安婦関係者と韓国で接触=外務省幹部、本音探る
(時事通信 2014/03/27)

 日本外務省の幹部が先週、元従軍慰安婦の支援施設「ナヌムの家」関係者と接触していたことが27日、分かった。主張は平行線だったが、問題解決に向けて本音を探る意味があったとみられる。

 韓国側関係者によると、外務省の山本恭司地域政策課長、在韓日本大使館関係者の2人と、ナヌムの家の安信権所長ら2人が17日にソウルで会食した。双方に接触の希望があり実現したという。

 日本側が慰安婦問題は1965年の日韓請求権協定で解決済みと説明したのに対し、韓国側は、協定に慰安婦問題は含まれていないと反論。「安倍晋三首相が全世界に対して加害者であることを認め、謝罪すべきだ。最も重要なのは謝罪だ」と指摘した。

 日本側は、慰安婦問題でおわびと反省を表明した河野洋平官房長官談話やアジア女性基金についても説明。

 韓国側は、河野談話は「間接的な謝罪」との認識を示し、基金に関しても「誠意はあったが、被害者を満足させられず合理的なものではなかった」との見解を表明したという。 

 日本側は「被害者本人にも会いたい」と伝え、韓国側もナヌムの家へ山本課長らを招待する意向を示した。


「解決したら困る人」と“解決に向けた協議”なんてできるはずないのですから、元慰安婦に会わせないというなら行かなければ良いのにね。


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